藤栄道彦のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ちょっと変わってきた?
連載開始時は初期の仮面ライダーの様な感じでしたが、今はキカイダーの様な感じ。
改造、悪の結社とお約束な感じはするけど、昔からのヒーロー物が好きなのでとても面白い! -
購入済み
面白いけど画力不足
コマ割りに無理があるのか、何が描いてあるのか分からない箇所があります。テンポ感も悪い。こういうことは編集者がチェックすべきだと思います。
改善されなければ、短命に終わってしまいそうな予感… -
Posted by ブクログ
藤栄道彦「コンシェルジュ」シリーズの魅力は、人間描写に長けている点にあります。まず、物語のテーマが常に人間関係の中での「人の心」に置かれていること。そして、そうしたテーマを担うに足る深いキャラクター造詣に成功していること。とりわけ台詞回しがそれぞれのキャラクターの血肉になっていて、時に読者の心にくさびを打ち込むが如き鋭さを持って迫ります。つくづく素晴らしい。旧シリーズの流れを別の舞台で受け継ぐプラチナムでは、ノンバーバルコミュニケーションの専門家を主役級に据えることで、更に「人の心を描く」という本作の趣旨を明確化しています。
プラチナム最新第8巻でも「人生はコンフリクトの連続ですが……決断が重いほど得るものも大きいんだと思いますよ」(第35話心理的葛藤)、「夢に目くじら立てるのは──野暮ってもんよ」(第36話イカサマ師の夢)、「ぼくだって同じようにした」(第38話明日への力)などなど、各回のクライマックスまたは転機に決め台詞を配置しています。これが物語を時に着地させ時にドライブさせる鍵として如何に有効に働いているかは、実際に作品をご一読ください。
収録された5作はいずれも高いクオリティの物語ですが、短編としての完成度の高さで「イカサマ師の夢」が私のイチ押し。本作は昨年実際にあった事件──夏祭りの屋台のくじ引きで1万円以上つぎ込んでも目当ての景品が当たらず、不審に思った客が警察に相談、捜査で最初から当たりくじが入ってなかったことがわかり詐欺容疑で店主が逮捕された──から着想されたものと推察します。この現実の出来事を大きく組み替えてまったく新たな物語を紡ぎ上げること、それ自体が作家によるマジックなのですよねえ。本作の主要舞台である商店街のイベント風景に、法制度や心理理論を重ね合わせ、謎→頭脳戦→着地と心地よい物語の流れを提示する。本作はシリーズの魅力をぎゅっと凝縮したような出来で広くオススメできます。一点、景品表示法の理解に疑問もあるのですが、これは後日専門家に聞いてみよっと。