エリック・バーカーのレビュー一覧

  • 残酷すぎる人間法則
    徐々に言説はボルテージを上げ、本書のクライマックスでは「人生の意味」に辿り着く。ミッシングリンクをまた一つ見つけたような気分。または、人類の設計図の1ページを手に入れたような興奮が得られた。

    ホモサピエンスが自分たちより優秀なネアンデルタールに勝ち得たのは集団化する力であったとか、人間には利己的な...続きを読む
  • 残酷すぎる人間法則
     沢山の事例を元に〝幸せ〟になるには対面の人の繋がりに身を置くことでのみ得られるとした。
     人生を幸福にするものは、①個人としての成長、②愛に満ちた人間関係、③コミュニティへの貢献。
     現代の成功は、努力し、個人的能力を高め、お金を稼ぐ事、裕福な生活を送る事、と考えがちである。しかし、私達の体は数百...続きを読む
  • 残酷すぎる人間法則
    結婚前に同棲したカップルは情熱を同棲時に使い果たすことが多いので離婚も多い。
    4年目が肝。
    わかる気がしますね。
  • 残酷すぎる人間法則
    とても面白かった。「残酷すぎる」とは完全に大袈裟だけど。プロファイリングを否定したり、デール・カーネギーの名著「人を動かす」の正しさを検証したり、ペテン師サッカー選手や森の中で生きた世捨て人の話が出てきたりと、様々な人物やエピソード&エビデンスを紹介しており、とにかく飽きさせない。「コンピュータが人...続きを読む
  • 残酷すぎる成功法則
    巷で言われている成功法則は大方間違っている!?
    成功法則に一石を投じる内容の書籍。ギバーであっても成功しない。優等生は成功しないなど。
    網羅的に書かれており、非常に読み応えがある。
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版
    あの偉人も莫大な成功を収めた裏には家庭生活の犠牲があった。人生で必要とされるもの全てにおいて成功することはほぼ無理なのがこれだけ根拠を示されると納得。ではどうするか。世間がではなく自分は欲しいものを自覚すること。それを得るために自ら入念に計画し、生活をコントロールすること。
    行き過ぎる自分の成功概念...続きを読む
  • 残酷すぎる成功法則
    エビデンスにもとづいた事例が豊富で、自分の常識が間違っていたと気付かされる点が多かったです。著者の書き方がユーモアのセンスに溢れ読んでいてとても楽しかったです。またいつか読みたいレベルに気に入りました。
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版
    共感できる内容が多い良著。

    果たすべき役割が自分に合っていない時、負担が重すぎる時、職務が自分の期待と価値観と一致しないとき、悪影響はストレスの問題だけではなくなる。

    怖いのは、物の見方が変わってしまい、いくら努力しても進歩しないと感じ、やる気を失い、ついには疑い深くなり、悲観的になる。自分に合...続きを読む
  • 残酷すぎる成功法則
    えぐい。最近の注目されている研究や概念のメタ分析。
    一つのトピックに対して、複数の論文を出しながら、成功に紐づく行動様式を分析していく。

    メタ分析は精度が高いと言われるが、本当にその通りだと思った。たとえば、外向性と内向性で外向性が良いという研究結果が多いので、まずはそれをメタ分析して、結論を出し...続きを読む
  • 残酷すぎる成功法則
    成功するための様々な法則がある。そのなかには自身の良心に反することも多くある。
    それを乗り越えるべきか、そのもっと上を目指すか、普通で終わるか。選択肢を選ぶ立場であるチューザーになることが一番大事。
  • 残酷すぎる成功法則
    自分の強みを見つける効果的な方法として「フィードバック分析」がある。仕事を始める時、自分が期待する成果を書き留めておき、後日実際の成果を書き込んで見比べる。これを繰り返すうちに、自分が得意なこと、不得意なことがわかるようになる

    得意なことに費やす時間が多ければ多いほど、ストレスが軽減され、よく笑い...続きを読む
  • 残酷すぎる成功法則

    自己啓発について見直すべき点

    今日までにあった自己啓発本の集大成のような一冊
    ボリュームはあるが下手に何冊も読むよりは為になるかも
  • 残酷すぎる人間法則
    内容は誠実で前向きで、根拠に基づいていて、とても好感の持てる内容。支持できる。
    ただ書名や副題等が「売らんかな」の意欲満々で好きになれない。原題「Plays well with others(他の人とうまく付き合うには)」とはだいぶ離れている。

    大きくつぎの3つの質問に答える形で進められる。
    ...続きを読む
  • 残酷すぎる成功法則
    仕事をゲーム化、コントロール感
     勝てること
     新しい課題
     目標 時間を見積もる
     短いフィードバック

    どこかで見切りをつけることが大切
     あることで時間を使うということは、他のことをする時間を失うということ。機会損失

    すべてを検討するのは不可能で、自分が納得すれば良いし、そのほうが幸福度が高...続きを読む
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版
    なかなかボリューミーだけど、エビデンスや事例も豊富で興味深く、楽しんで読めた。タイトルと内容にちと乖離があるような気もするけど、多くの人が考えるべき示唆が多々あり、再読したい。「成功」というよりも、自分らしくより良く生きていくために必要な考え方を教えてくれる1冊だと感じた。文庫化された点もありがたい...続きを読む
  • 残酷すぎる人間法則
    残酷すぎる人間法則

    ◆幸福にとって最も大切なのは社会資本(他者との関係)で、社会的・経済的成功はそれを実現するツール
    ex.イーロンマスク

    ◆本書→人生の意味とは帰属すること、共同体に包摂されることが幸福への道
    監訳→共同体から追放されたのではなく、自らの意思で自由と自律を選択し、その結果として...続きを読む
  • 残酷すぎる成功法則
    巷で言われている成功法則について、エビデンスを用いて検証する一冊。

    成功者を分析すると、ギバーが多いことが判明した。しかし、一方で底辺にいるのもギバーが多いことが同時に判明する。
    これはどういうことかというと、自己犠牲を伴うギバーはテイカーに徹底的に食い尽くされるから底辺に落ちてしまう。
    しかし、...続きを読む
  • 残酷すぎる成功法則
    洋書にありがちなエピソードトークのつまらなさは、文化の違いということさ。
    だからこそ主張の面白さを引き立ててるのかもね。
  • 残酷すぎる成功法則
    アインシュタインのエピ

    隠遁のニュートンとは違い社会にあったアインシュタイン。隠遁先は脳内。

    「名声を得て、友人や家族に囲まれていながら、しばしば世間と隔絶し、脳の中だけで生きられた」

    「彼の思索者としての強みは、自分の気を散らすものをすべてしめだせる能力、あるいは傾向だった」
  • 残酷すぎる成功法則
    1.仕事ばかりする人は成功者といえるのか、証拠が欲しくて読みました。

    2.成功の法則と名付けられている本書では、成功する人との共通点を科学的に調査した本です。一流が皆幸せな生活を送っているのか、家庭との付き合い方や仕事との付き合い方はどうなっているのか等を調査しました。

    3.仕事のみの生活をして...続きを読む