モリナガアメのレビュー一覧
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緘黙当事者によるコミックエッセイ。
他の方のコミックエッセイを先に読んだので、これが2冊目。
機能不全家族のことも描かれる。なかなか重い話。
買ってから半年ほど経って、ようやく読み始めた。
読み出すと止まらない。一気に1日で読んだ。
緘黙に対する理解が広まることを、心から願います。Posted by ブクログ -
苦しい思いを漫画にしてくれた作者に感謝の意と拍手を送りたい。この本はかんもく症が主題だが、同時に子どもを取り巻く日本の様々な問題が浮き彫りにされている。例えば大人しい子をないがしろにする学校、機能不全家庭で苦しむ子ども達を助ける第三者による支援体制がほとんど整っていない社会(なぜ児童心理士など専門...続きを読むPosted by ブクログ
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職場の先輩から貸していただいた一冊。
勤務地が変わりかかわる子どもが変わったことでよく耳にするようになった「場面緘黙」
大学で多少勉強はしていたが、実際に現場で場面緘黙(のような)状態の子どもとかかわる中で改めて勉強する必要性を感じた。
本書は漫画形式で、著者のモリナガアメさんの実体験をもとに描か...続きを読むPosted by ブクログ -
場面緘黙症の女性の話。今作は何故緘黙症になったのかよりも緘黙症と向き合っていく話がメインだ。私も緘黙症ではないが、精神的中弱かったり、自分を責めちゃうとことかがあるから凄く共感できる。私は私なりにやれることをしようと思う。Posted by ブクログ
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緘黙よりも家庭環境のほうに目が行ってしまった。だが、緘黙以外にもたくさんの困難を抱えている子供がいるという事実は、考えてみれば当たり前のことだ。
幼少期のことからここまで迫った筆者に感服する。Posted by ブクログ -
マンガで読みやすい。
緘黙の子の特性、接し方を知るために。
どんな関わり方がいいかはそれぞれ違うと思うけれど、
1 うん、ううん、で返事できる質問を投げる
2 紙に書く
3 みんなと違ってよい、ということを発信していく
いろんな子がいる前提でやってみるって大事だよなあ
その子にあった接し方を考え...続きを読むPosted by ブクログ -
小中学校の図書室におくべき。(幼稚園も先生たちに読んで知ってほしい)
ただ残念なのが「緘黙」かも?って思っても周りがどう対処、改善すればいいのかまでは書かれていないところです。(その場合はクリニックに行くしかないですね…)
「しゃべらない」でのはなく「しゃべれない」子がいることの理解が広まればと...続きを読むPosted by ブクログ -
特にしゃべれるようになってからの、作者の心情が興味深かった。
しゃべれるようになったから解決、では全然ない。Posted by ブクログ