桃山商事のレビュー一覧

生き抜くための恋愛相談

桃山商事

恋愛相談のビジネス本？ロジカルシンキングの恋愛相談？ジャンルの同定は難しいがとにかくおもしろい。「恋愛相談」という金の鉱脈をみつけた著者を尊敬します。

生き抜くための恋愛相談

桃山商事

恋愛指南本ではありません！
人の話をどう聞くか、悩みをどう解決するかを教えてくれる本だと思います。
適当に同意されるだけでもモヤるし、ただ正論を述べられてもモヤる。
この本のように振る舞えれば、自分含め悩んでる人に手を差し伸べられる人になれるのではないかと思いました。

生き抜くための恋愛相談

桃山商事

面白くてぐいぐい読み進めちゃいました！

恋愛に限ったことではありませんが、いま自分の悩みがあるときに、色んな感情や問題がぐちゃぐちゃになって絡まってしまうことがよくあります。

それをほどいて、主観的で感情的な捉え方から一歩引いてみる。

現状や、自分がどうしたいか、それらを客観的に、冷静に。たとえるなら自分が自分の向かい側に座って、相談相手になってあげるように。まずは捉えなおすことが必要なのかなぁって。

あと、問題に対して、受け身になってずるずる引きずられてしまうよりも、自分が主体となって問題を動かしてみる選択肢もあるなぁって、思いました。

生き抜くための恋愛相談

桃山商事

　恋愛相談とその回答を様々なケースで書かれており、今や恋愛など自分の人生には丸っきり関係ない項目となってしまったけれど、ものの考え方がとても勉強になった。「オールorナッシングの思考はダメ」とか、図解も分かりやすくてとても腑に落ちる。恋愛で悩んでいるのが苦しくも楽しそうでもあった。実際「あなたはそれを頼んでいますね」という回答も面白かった。

生き抜くための恋愛相談

桃山商事

2017年72冊目。

恋愛相談エッセイながら、恋愛ネタにありがちな「女と男では考え方が違う！男はこうだ！」みたいな持論を押し付けるような語り口でないのが新鮮でよい。

相談者の状況をシンプルかつ客観的に明文化して、そこからわかってくる相談者が無意識に持っている思い込みや考え方を紐解いていく。
問題解決の基礎とも言えるこの方式は、恋愛のみならず全ての問題や悩みに適応できるがいざ絶望の淵にいたりすると忘れがちなので、心に刻みたい。

モテとか愛され以外の恋愛のすべて

桃山商事

彼女がいたことないけれど、恋愛的な話というか、Twitterでポエム的な詩的な一言的な何かをちまちまと書いている身としては、何やら気になるタイトルだったので。

桃山商事さん関連の本として、『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』を読んだけれど、結構面白くて色々読んでみたくなったので、他の作品も、と。

誰かを好きになったことはあるけれど、付き合うに至った事がない。結構いわゆるいい年齢なのに。
そんな僕はどこかおかしいのでは？欠陥があるのでは？と、不安にならなくもない。

こうして、色んな形の「恋愛」と呼ばれるものを知る事で、何か分かるのでは？と言う気持ちもきっとあるのだろうな。

しかし、知れば知る程分からなくなるものでもあるのが恋愛なのだろうなと。

そんな恋愛の一端が垣間見える作品でした。

生き抜くための恋愛相談

桃山商事

悩みに対してまず「現在地」を洗い出すスタンスが
とてもよいなあと思った
でも本としては前作のほうが俗で好み
（前作：二軍男子が恋バナはじめました）