佐藤謙三のレビュー一覧

  • 【上下 合本版】平家物語

    昔読んだまんまで読む

    最初に訳付きを読もうとか、現代版を読もうとか迷いました。
    しかし、子供の頃に読んだものが頭にこびりついていて、やはり、再度、困難を乗り越えたいと思いました。
    少しづつ読んでいます。
  • 平家物語(下)
    平家の最後の戦いと、義経、建礼門院の最期までが描かれ、物語は閉じられている。中学で習った、那須与一の話も出てきて、やはり調子の良い文章が読ませる。
    (2015.12)
  • 平家物語(上)
    現代語訳はないが、平安初期~中期の古典に比べれば格段に分かりやすく、またリズムの良いので比較的すらすら読める。
    特に戦場の描写は圧巻で、弓矢の音が聞こえるよう。また、比叡山や興福寺など、寺院勢力との絡みも興味深い。
    (2015.11)
  • 平家物語(下)
    読書会課題本。第八巻からラストの灌頂の巻まで収録。「平家物語」の江戸時代に出た流布本に基づいて校註した原文で旧字・旧仮名表記である。注釈が最小限しかないので、とっつきにくい印象の人も多かろうと思う。
  • 平家物語(上)
    読書会の課題本。全十二巻ある「平家物語」の第七巻まで収録。江戸時代の流布本に基づく原文で、旧字旧仮名表記である。岩波文庫から出ている原文と若干違っている部分もあるため、非常に興味深い。
  • 大鏡
    文徳天皇から後一条天皇までの時代の歴史を藤原家中心に二人の老爺が評論する、歴史書とも物語とも付かない一風変わった読み物。完訳ではない。