小松政夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おもしろかったあ。テレビで著者のインタビュー番組を見て、興味が湧いて読んでみたのだが、これは当たりだった。植木等の付き人をする前、役者になろうと上京したものの、仕事を転々としていた頃のことが、車のセールスマン時代を中心に語られている。
著者は、根っからの「のぼせもん」で、なんにでもすぐ熱中するタチだと自ら言う。その言葉通り、どこへ行ってもモーレツに働き、愛想を振りまき、うまく行ったり失敗したり、その様子はほとんどドラマかコントのようだ。とりわけ、トップセールスマンだったという横浜トヨペット時代は、強烈なエピソードがてんこ盛り。
あとがきに、これは小説で、事実を脚色しているとあるが、おそらく