大平万里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
非常にわかりやすいと思う。
学生の頃、栄養学の授業で代謝をしたが、まったくわからなかったが、これは例などもうまくあらわせていてわかりやすい。図はややこしいが、要は生物が炭素、水素、酸素メインでできていてその電子交換や他の物質との化合などで生きてるということが理解できる。昔のXMENの映画で、捕まった政治家が、なにかの超能力の攻撃を受けて、水になって流れてしまうシーンがあった。作り事と思っていたが、この成分考えたら可能な気もしてくる。
そして代謝システムがよくわかっていれば病気ももっもわかるのでは?日本の医師は生化学、ちゃんとしてないのかも…とおもう。
一般人でも尻手で損のない内容。 -
Posted by ブクログ
自分自身の事は知っているようで知らない。性格についてこんな事はよく聞く気がする。では、身体についてはどうだろうか?あまり無いと思う。この本は、自分の身体、人の身体というものがどのようにして栄養を得て、どのように調整しているのかを細かく説明してくれる。溢れる擬人的なイメージが分かりやすく、ひねくれたユーモアを感じさせる。生化学の入門書のようなものだった。
大学で一通り生物学を学んだ自分から見ても、内容は至極真っ当。高校生物レベルの基礎から大学レベルの内容まで詳しく説明されていた。
代謝でGO!と書かれたらやたらと大量の酵素名や物質名が出てきて、食傷気味になるが、朧気ながらも代謝全体のイメージを