マッツ・ビルマークのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人生の義務はただひとつしかない。それは幸福になることだ。ヘルマンヘッセ。
リラックスする時間を予定に組み込む。
モノを整理する。
カフェイン、甘いもの、お酒などの刺激物に頼らない。
何か作ることは、脳や体に良い影響を与える。
睡眠は大事。
やるべきこと。ではなく、やりたいこと。を考える。
ネガティブな思考をやめて、良いところを探す。人からどう見られているかを気にするのをやめる。
ノーと言う勇気を持つ。
今ここ。を感じるためには呼吸に集中する。
今あるモノに感謝する。
状況は選べなくても、自分の態度は選べる。
各章ごとにサマリーがあり、簡単に読むことができる。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ北欧と言えば社会福祉が充実していて、幸福度が高いイメージであったが、心の病を抱えている人が多いという事実にまず驚いた。そして心の病を克服するための方法は万国共通であった。これまでには主に日本人の著書を読んできたが、本書に書かれていた27のアドバイスは今までに読んできた内容とほぼ同じものであった。
内容的には真新しいものはないものの、たまにこのような本を読むと改めて認識することができた。
・勤勉で、まじめで、凡帳面で、人に対してはいつもいい顔をしようとするような性格の人は、メランコリー親和性格と呼ばれ、うつ病(メランコリー)になりやすい。
・「不安」はたいてい、すばらしい資質や能力の表れな -
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Posted by ブクログ
本書の章立てはざっと次のようになっている。
1.ストレスをコントロールするために、ストレスを特定しそれを回避することが大事。
2.ゆとりのある暮らしをするために、リラックス、適度な運動、クリエイティブな活動などを意識的にする。
3.自分の心を大切にするために。「であるべき」から「ありのまま」、ネガティブからポジティブ思考へ変換する。
4.人間関係で悩まないために、人の評価を気にせず、自分で評価し自分を褒める。
5.自分の人生を大切にするために、過去や未来ではなく、「今、ここ」を生きる。
「アファメーション」:"肯定的自己暗示"自分を主語にして自 -
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1.最近流行りの「自分らしい生き方探し」について興味がわきました。そこで、実体験を基にした本を対象にして探してたので購入しました。
2.スウェーデンは幸せの国という評価が高いが、心の病で自分を壊してしまう人が多いという現状です。著者自身、うつ病気になり、苦しんだ経験を持っているので、体験談として書かれています。
大切なことは、「やらなければならない」という思いは案外そんなことはないということ、これがプレッシャーになって自分を壊してしまうことにつながります。これを打開するためには、習慣から変えていくこと。そのためのアドバイスが書かれています。
3.特に目新しいものはなかったので普通評価です。 -
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Posted by ブクログ
冬の日照時間の短さのせいでしょうか、福祉国家であるスウェーデンでも心の病は深刻な事態なのですね。
この本はスウェーデンで実際に心の病を抜け出した夫婦の経験を元にて書かれています。医療の専門家ではないため、体系だった内容ではありませんし、一個人の経験にもとづくもとのですので、この本を読んだ方すべてに当てはまるものでもないので、自分に必要そう、これならできそう、など共感できたものを無理のない範囲で取り込んでみるくらいのスタンスで接するのが良いと思いました。
個人的には、アタマ中のおしゃべりをやめる、意識を今・ここに集中させる(呼吸エクササイズ)といったあたりが共感ネタで、普段の生活に取り入れてみよ -
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Posted by ブクログ
ありのままの自分で良いのだ、と幼い頃の自分に声をかけてくれた人が存在していただろうか。支配的な親の元で育ったり、周りの人間の影響を強く受けて育っていると、○○が出来ない自分には価値がない、出来ないと意味がないのだ、と我々は思いがちである。
自分をそのまま受け入れることが出来るのは、親や兄弟を除けば自分だけである。他ならぬ自分が、自分のことをありのままに受け止め、自分のしたいことに目を向け、今この瞬間の幸せに着目することができなければ、我々はずっと未来の何かを追い求め続けて、幸せになることが出来ないのだ。
「人生の義務は、ただひとつしかない。それは幸福になることだ。」この本の巻頭ページで紹介され -