木尾糸己のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お金持ちではなく、お金にとらわれない生き方こそ勝ち組
副業の収入も安定してきて、慎ましい生活ではあるが、お金についてそこまで心配せずに生活できるようにはなってきた。だが、やはり金の欲はなかなか消えない。金にとらわれず生きたいと思い始めてこの本を読んでみた。
お金についての考え方を変えてくれる本であった。
気づいたこと
・100万ポンド燃やした奴らがいる→金=紙切れと変わらんだろの考え。
金の概念にとらわれていない。
・貧乏はIQが下がる→金がないことで頭の容量が一杯になってしまって思考力が低下する。さらに本能が抑えられなくなって暴走しがちになる。
・金を持つと傲慢になる→金を持つ=自分の実 -
Posted by ブクログ
読み応えのある本で、読むのになかなか時間が掛かってしまった。
○○の実験によれば〜、の実験の内容が詳しく知りたい人には興味深く読める本だと思うが、要点だけ掴みたい人はdaigoの動画を5回聴いておけば要点は半分くらいは押さえられると思う。
───以下、個人的に印象に残った内容───
・お金とは選択の可能性
・9つの心理的出納袋
各出納袋の中で高いか安いか判断する
・授かり効果…自身の持ち物を高く見積もってメルカリで高値をつける
・高価な物を買う≠ぼったくられた=自分自身をぼったくった(プラセボ効果)
・売りたいとき
×少しのお金を使って下さい
・苦労して稼いだお金に価値を見出す -
Posted by ブクログ
人がお金を自分の意思で使っているようで、実に多くはお金に操られている。それを裏付ける心理実験の数々が紹介されていてとても興味深かった。
違った視点で興味深かったのは、猿の実験でも人間と同じ行動をとるようなところ。トークンと呼ばれるものを猿たちに与えてそれと引き換えに餌をあげる、つまりトークンはお金だ。次第に猿たちは学習し、トークンをすぐに使うもの、ため込むものなど様々な猿が出てきた。更には他の猿のトークンを盗む猿も出てきた。その猿は他の猿の果物や餌を盗むこともできるのに、トークンを盗んだ。猿の実験は他にもいろんな事象が起きたんだけど全部興味深い。猿が人間ぽいというよりは我々人間も原始的な感覚を -
Posted by ブクログ
行動経済学とか認知心理学の本をそれなりに読んでるからか、期待したほどは楽しめなかった。既に知ってる研究の話も多かったし。しばらく、こっち系のは読まなくて良いかもな。でも、この手の本で、自分の傾向を意識できる部分もあるので、定期的に読んで意識を持続させるのは必要か。自分的に決定版な本を見つけて、定期的に読み直すのが良さそう。
お金を意識させるとパフォーマンス下がる話が出てくる。学校教育で日本はお金の話やらなすぎなので簿記とかやった方が良いと思ってたけど、簡単な話ではなさそうだな。
仕事の現場的にも、エンジニアに、顧客とのお金からんだ交渉とか、利益考えた計画とか、やらせないで、営業とかバックオフィ -
Posted by ブクログ
実質331ページ.
正直、これからの生活において活かせそうな実験の結果とかはあんまりなかったかなという印象.
ただ、お金が絡むと人間は必ずしも合理的な判断をしなくなったり,宝くじに当たって悲惨な人生になった人の紹介を見るのが楽しかった( ^ω^ )
人間だけでなく猿を使った実験もしてたけど、猿が仮想通貨を理解してて仮想通貨と餌の交換みたいなことができるのが一番印象的だった...
ケチだからお金持ちなのかお金持ちだからケチになるのかといった卵か鶏か問題や、お金持ちになると本当に幸せなのかみたいな色々な研究もあって飽きずに最後まで読めました.
お金に興味がある人はぜひ読んでみたらいいんじゃないか