クラウディア・ハモンドのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレお金を考えすぎる(お金にとらわれる、操られる)とデメリットが多くある。一つは認知機能の低下により正しい判断ができなくなる。そうなると更に貧困になるという負のスパイラルに巻き込まれる可能性がある。
物質にお金を使うのではなく、経験にお金を使うべきである。そしてそのお金はもったいないとおもうな。経験する際にお金のことを考えるとその場の楽しみ喜びが減少し、お金によって幸福度が減少する羽目になる。使うときにはつかえ
人間は時間を過大評価する。今始めていないことは一年後も始めていない。いま初めて、自分の自制心に頼らず、実践できる仕組みを作ることに重きを置け。
お金は善い面もあるし悪い面もある。お金に支配されず、操るには、その場その場を楽しむこと。今を生きることが大切。 -
Posted by ブクログ
お金持ちではなく、お金にとらわれない生き方こそ勝ち組
副業の収入も安定してきて、慎ましい生活ではあるが、お金についてそこまで心配せずに生活できるようにはなってきた。だが、やはり金の欲はなかなか消えない。金にとらわれず生きたいと思い始めてこの本を読んでみた。
お金についての考え方を変えてくれる本であった。
気づいたこと
・100万ポンド燃やした奴らがいる→金=紙切れと変わらんだろの考え。
金の概念にとらわれていない。
・貧乏はIQが下がる→金がないことで頭の容量が一杯になってしまって思考力が低下する。さらに本能が抑えられなくなって暴走しがちになる。
・金を持つと傲慢になる→金を持つ=自分の実力が増えたと勘違いして気持ちが大きくなって傲慢になってしまう。
・時給換算し始めると楽しめなくなる→家族との時間も、こんなことしてるうちにいくらか稼げるのにと思ってしまう。
・報酬は動機付けにならないこともある、むしろモチベーションを下げることも多い→単純な作業とかには報酬を与えてもいいが、絵を書かせるとか、ゲームの成績を上げるとか楽しみがある中で報酬を出すとそれは楽しみではなくなり、モチベーションが下がる。
・そもそも金は不幸のもとになる
・見栄のために金を使うな→物を買うこと自体に満足していたり、見栄のために物は買うな
・物より思い出→物は買った瞬間から幸福度が下がるが、思い出はいつまでも消えない。体験に金を使おう。
特に時給換算の話は心に刺さった。家族と旅行中もついつい副業のことが頭によぎってすきを見つけて、スマホで副業をやってしまったりしている。これでは、心から家族との時間を楽しめているとは言えない。
金はあくまで手段の一つで、とにかく金にとらわれない考えが何よりも大切だと思った。極端な例だが、プロローグに出てきた100万ポンド燃やしたエピソードぐらい金の概念がぶっ壊れれば人生幸せなのかもしれない。
-
Posted by ブクログ
読み応えのある本で、読むのになかなか時間が掛かってしまった。
○○の実験によれば〜、の実験の内容が詳しく知りたい人には興味深く読める本だと思うが、要点だけ掴みたい人はdaigoの動画を5回聴いておけば要点は半分くらいは押さえられると思う。
───以下、個人的に印象に残った内容───
・お金とは選択の可能性
・9つの心理的出納袋
各出納袋の中で高いか安いか判断する
・授かり効果…自身の持ち物を高く見積もってメルカリで高値をつける
・高価な物を買う≠ぼったくられた=自分自身をぼったくった(プラセボ効果)
・売りたいとき
×少しのお金を使って下さい
・苦労して稼いだお金に価値を見出す -
Posted by ブクログ
人がお金を自分の意思で使っているようで、実に多くはお金に操られている。それを裏付ける心理実験の数々が紹介されていてとても興味深かった。
違った視点で興味深かったのは、猿の実験でも人間と同じ行動をとるようなところ。トークンと呼ばれるものを猿たちに与えてそれと引き換えに餌をあげる、つまりトークンはお金だ。次第に猿たちは学習し、トークンをすぐに使うもの、ため込むものなど様々な猿が出てきた。更には他の猿のトークンを盗む猿も出てきた。その猿は他の猿の果物や餌を盗むこともできるのに、トークンを盗んだ。猿の実験は他にもいろんな事象が起きたんだけど全部興味深い。猿が人間ぽいというよりは我々人間も原始的な感覚をもってこの経済活動をしているのか、と考えさせられる。
このほかにもお金と時間軸との実験なんかも興味深かった。例えば今1万円もらうのと1週間後に1万1千円もらうのでは、今1万円もらうことを選ぶ人が多いが、3ヶ月後に1万円もらうのと、3ヶ月1週間後に1万1千円をもらうのでは後者を選ぶ人が多い。とか確かにそう選ぶだろうなと思うけど、同じ1週間という期間の価値が変わるというのが不思議だなと思う。
あとは、例えば演劇を観に行くとする。仮に2万円。
このとき、買った2万円のチケットをなくしてしまったらチケットを買い直さないが、チケット代を払うための2万円という現金をなくした場合は、他の現金を用意してチケットを買う、という傾向があるとのこと。出し直す2万円という価値は同じなのに結果が明らかに違うと。これを「心の会計」と呼んでいるらしい。
お金のことに特価して考えさせられるおもしろい本だった。最後は幸せとお金の関係の話で終わるんだけど、それもあらためて考えれてよかった -
Posted by ブクログ
行動経済学とか認知心理学の本をそれなりに読んでるからか、期待したほどは楽しめなかった。既に知ってる研究の話も多かったし。しばらく、こっち系のは読まなくて良いかもな。でも、この手の本で、自分の傾向を意識できる部分もあるので、定期的に読んで意識を持続させるのは必要か。自分的に決定版な本を見つけて、定期的に読み直すのが良さそう。
お金を意識させるとパフォーマンス下がる話が出てくる。学校教育で日本はお金の話やらなすぎなので簿記とかやった方が良いと思ってたけど、簡単な話ではなさそうだな。
仕事の現場的にも、エンジニアに、顧客とのお金からんだ交渉とか、利益考えた計画とか、やらせないで、営業とかバックオフィスがやる体制の方が、やっぱり良いのかなとか。
個人に焦点あてると、ベーシックインカムの話に繋がるな。