シュテファン・スルペツキのレビュー一覧

  • 探偵レミングの災難

    Posted by ブクログ

    珍しいオーストリアのミステリ。
    レミングとあだ名される元警官が巻き込まれた事件は?

    警官時代に犯人を追いかけて夢中になり、犯人が乗った車の前に飛び出してしまった主人公。
    嫌味な上司に大笑いされ、集団自殺する性質があると言われる小動物「レミング」だと。
    この警部がパワハラ男で、それどころか延々サイテー野郎でい続けるのが迫力あり過ぎ(笑)
    でもこんなひどいの、実際にもいるんだゼっていうブラックジョーク的な?

    レミングはちょっとおっちょこちょいで不運だが、気は優しい。
    たまたま森の中で奇怪な跳ねまわり方をしている大型犬に出会い、電車で隣に乗ってまで家について来られてしまう。笑える映画みたいなシー

    0
    2022年04月17日
  • 探偵レミングの災難

    Posted by ブクログ

    読み始めは、なかなかいい雰囲気だな、シリーズ物か楽しみー、と思ったが、自分の頭が悪いのか集中して読めないのか、全然頭に入って来ずに終わってしまった。最近読書熱が冷めてしまい、電車の中で本が読めなくて(文庫は通勤用)スランプだなー。

    0
    2021年07月03日
  • 天国通り殺人事件

    Posted by ブクログ

    また続き物。またも「元」刑事物。夜警やってたけどある日カフェで絡まれる。外に出る。そいつも来る。そいつピストルで撃たれる。ピストル渡される。あたし犯人やん!違うんです、あたしやってません。実際にやった人はどうも精神病患者らしく、ある療養所に潜入することにしたお。このシリーズは本国オーストリアで人気で映画にもなってるんだって。確かに普通のミステリとは違うね。設定だからか、やたらシモの連呼が目立った。雰囲気は非常に良かった、けど、内容がはっきりしなくて(山場が)、こういう作品の方が脚本勝手に書きやすいよね。

    0
    2020年10月23日
  • 探偵レミングの災難

    Posted by ブクログ

    ウィーンが舞台のミステリー。主人公レミングと犬のカストロのからみが笑える。クロツニヒ警部は本当にイヤなやつ!

    0
    2017年12月17日
  • 探偵レミングの災難

    Posted by ブクログ

     車で逃走する犯人の前に飛び出した主人公。なにやら犯人が止まる確信があった。
     ボクは死にましぇん!
     
     それを見ていた相棒刑事、犯人のこめかみに鉛弾をくらわす。犯人お陀仏。人を殺しても良心の呵責をちっとも感じない相棒は、主人公にむかってあざけりの言葉を吐く。お前いかれてんのか!?

     集団で海に飛び込んで自殺するという、わけのわからぬ習性のあるネズミのレミングにちなんで、お前のあだ名はレミングだ!と相成り候。

     日本だったら間違いなく鉄矢となりそうだが、この小説の舞台はオーストリアなのでなりません。

     
     この小説、邦訳でよくわからない表現が多く、読みづらいのが難点。誰だこの訳者は?と

    0
    2017年09月04日