川副秀樹のレビュー一覧
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日本各地のユニークな神(/仏)さまを取り上げている。取り上げられる神は6つのテーマに沿って分類されているが、いずれも独特ながら親しみの持てるものが多く、読んでいてクスッと笑ってしまうことが多かった。また庚申像や道祖神、地蔵に石仏など、日本の民俗(学)で中心的に取り上げられることの多い題材もしっかりと網羅しており、楽しく大学民俗学の復習ができた。
残念だったのは、各項目に添えられる写真がモノクロで、編集も上手くできていないため、8割程度の確率で何を写しているのかわからなかったところである。また各項目に3回は[]で筆者のセルフツッコミが入るのも、面白さを生み出してはいるが、一方でテンポが悪く読みに -
Posted by ブクログ
私事で恐縮ですが、今度東京に転勤することになりました。なのでちょっとバタバタしていますが東京でお金をかけずに遊べる何かがないかなと本書を手に取った次第です。
街中にはなぜ裸婦像が多いのか?同じ裸でもなぜ銅像なら芸術なのか?
確かにあまり考えたことなかったかもしれません。東京行ったら何か面白い銅像がないか探してみようかなと思います。
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東京といえば年始に読んだタモリさんの〈東京の坂道〉を体験するのが当面の楽しみです。あと以前できなかった本郷で文学散歩もできるといいかも。
幽霊坂でうろうろしている怪しいおじさんがいたらきっとそれは私ですので是非お声掛けください。今後ともどうぞよろしくお願 -
Posted by ブクログ
街の裸婦考 お嬢さん、なにゆえそこに?
の作家は他にどんな本を書いているのか?
と思って読んでみた。
やっぱりちょっとエッチなおじいちゃん作家だった。
何か問題でも?
と逆に突っ込まれそう。
サブカルチャーとして、都内及びその近辺の
エッチなものというかちょっと好色な方に興味を
持つものを意図的にテーマ別に集めて出版している。
でもそれも物書きとしては、うまいやり方だと思う。
多分、本書は大衆週刊誌などに連載されていたものを
まとめて出版したものではないか?
と思う。どこにも書かれてはいないけど。
本書の写真で、実物を見たことのあるのは、
江ノ島の弁天さんだけだ。
「街の裸婦考 -
Posted by ブクログ
コン詰めて感想を書いたのに、何故かカンソウして蒸発した。
と書いたのに、また消えた。
しばし放置。
本書のお嬢さんたちもアトリエから出されて、
放置プレイ。法治国家でこんな事が行われている。
閑話休題
路上観察学会のメンバーの新刊?
と思ったがそうでもなさそうだ。
赤瀬川原平さんが鬼籍に入って久しい。
この人の跡を継げる人は、なかなか出なさそうだ。
はっきり言って本書は、著作物の二次使用だ。
よって、この本が世の中に出るまでに、バックヤードではどのような苦労があったかを知りたいものだ。
公園で笹戸千津子制作の像を撮影しようとして、
公園関係者に拒否されたことが興味深い
エピ