モーリス・メーテルリンクのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレワクワクするファンタジーの言葉の数々にムネが踊ります!
そして青い鳥とは一体?と読み続けて
最終的には飼っていたキジバトでした。
この解釈について、「幸せは身近にあるもの」というものがよく見かけられますが、
キジバトって、最後逃げてしまいましたよね…。
そのため、個人的には、青い鳥は幸せを感じられる人、目に見えないものを大切にする人の証と解釈しました。
青い鳥は幸せを感じられる人にしか見えない特別なもの。
そしてそれは実は、見ようとしないだけで、
そこらへんにたくさんいるのかもね?
なんて思いました。
このネットの現代だからこそ、心にとても響く本です。
目に見える評価だけをみるのではなく、
本当に自分が良いと思ったものに正直にいたいと思いました! -
Posted by ブクログ
成人式の後、親友と行ったスナックの名前が "青い鳥" だった。
ザ・タイガースが歌った幸福を運ぶ鳥が "青い鳥" だった。
"青い鳥"ってどんな話か覚えていなかったので、青い鳥文庫で読んでみた。
チルチルとミチルが青い鳥を探しに行く。
幸せとは何かを巡る、大いなる秘密をあばきたてるのが "青い鳥"。
色が青い鳥は沢山いるけど、本物の "青い鳥" は一匹しかいない。
いろんな所を探し回ったが見つけられない。
なぜなら、いつもいるのにさっぱり見えていなかった家の中にいたから。
青い鳥って、物事の本質がわからない人には見つけられない。
多くの人達は「贅沢」が「幸福」だと勘違いしてしまう。
幸福の館で贅沢三昧の人達の描写が出てくる場面では「贅沢」に酔いしれている人達が「不幸」に見えた。
この本を読んで、私も小さな "青い鳥" を見つけました。 -
Posted by ブクログ
江國香織さん訳、高野文子さんの挿絵による
メーテルリンクの『青い鳥』。
子供の時分に絵本で読んだことがあるけど、
お話としてしっかり読んだのは初めて。
流石、読み継がれる名作とあって、哲学的で、
大人が読んでも(イヤ、色々な経験を経た
大人だからこそ)心に響くお話しだった。
幸せとは、あなたが気づかないだけで、
あなたの身の回りに幸せが沢山溢れていますよ
というメッセージが込められている。
目には見えないものを見る、感じる大切さ。
印象的だったのは、真夜中の墓地と未来の王国。
真夜中の墓地、死者やゾンビが出てくるのかと
恐る恐る(ワクワク)期待していたが、
現れたのは思いもしない光景だった。
(これはこれで、そうきたかと思いました。)
未来の王国では、〈時の審査〉を経て、決められた
運命をたずさえて、地球への船に乗り生まれて
くる未来の青い子供たち。
読んでいて思い出したのは、ピクサーのアニメ
映画『ソウルフルワールド』のソウル(魂)たち。当時映画を観た時は、斬新なアイデアに驚いた
覚えがあるが、青い姿や決められた運命など、
設定がとても似ていて、『青い鳥』のオマージュ
だったのだなと思った。