小紫雅史のレビュー一覧
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ネタバレ・地域と接点を持つと自治会やPTAの役員など負担面ばかり気にする方が多いが、地域への入り方は負担では無く子育てを手伝ってもらうなどの支援から入る入り方も有り。
・仕事や家庭以外のサードプレイスを持つことは仕事面でも大きなプラス
・時代を先取りできる人材を見つけ、街に繋いでいけば、まちづくりは大きく前に進む →同感
・仲間を増やすには、まちづくり成果を上げてる市民を紹介し、活動イメージを具体化してもらうことが重要
・どんなに熱い想いを持った市民でも一人でゼロから活動を始めるには大きな勇気が必要。行政職員が伴走したり、同じようなまちづくり課題や取組に関心がある市民同士を繋ぎ、一緒に -
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ピックアップと一言:
・AIやITを活用すれば、どんどん仕事が効率化され、自治体に必要な職員数は大きく減少。他者との協調や、他者の理解、説得、ネゴシエーション、サービス志向性が求められるような、人間にしかできない仕事に特化し、現場に入り、専門性に磨きをかけることが不可欠です。
→まさに前例踏襲していてはAIに取って代わられるということ。AIやITは統計的に予想を立てることができますが、目の前の人がそれを望んでいるかは別問題ですね。柔軟に対応できる職員・組織でありたいです。
・ワーク・ライフ・コミュニティ…市町村職員として働いてきた人は、地域にたくさんの知り合いがいるはずです。市役所にこもらず -
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生駒市長(元環境省職員)である著者が、自治体や公務員をとりまく環境に関し、10年後、どのような社会変化がおこるのか、それに伴って自治体や公務員は今から何をどう準備しておけばいいのか、について整理・分析。そして、これからの自治体、公務員が胸に刻んでおくべきキーワードとして、「リーダーシップ(始動力)」「稼ぐ力」「常識を破壊する突破力」「自治体3・0を実現する協創の力」という4つの力を、生駒市での先進的な事例も交えて提唱している。
AIやロボットの進展や少子高齢化などの急激な社会変化が、自治体や公務員の在り方に大きな影響をもたらすという認識は共有するが、事務的な仕事のほとんどがAIやロボットに置き -
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ネタバレ”AIの導入により仕事がなくなるぞ””人口減少が止まらず税収は減るけど、高齢化は進むから社会保障費は膨らむ一方だぞ””田舎だろうと関係ない、国際化の波が押し寄せてくるぞ”といった現在進行形の変化のなかで、地方自治体とその職員はどうあるべきかを示した一冊。
地方創生、市民ニーズを満たす『サービス向上』から市民とともに汗をかきまちをつくる『協創』へ。これが今後求められる姿であり、そのためには机にかじりついていないでまちに出よ、市民と繋がれ、輪を作れ。
これから先、今と同じやり方では確実に衰退、消滅が待ち構えていて、その中で自身が公務員として生き抜くためには(もしくは公務員でなくなっても生きてい -
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国家公務員から生駒市副市長(現在、市長)に転身した著者が、若手公務員向けに残業を減らすためのノウハウを、具体的事例に基づいて解説。
全てのテーマが、「残業する人は〇〇〇、残業ゼロの人は×××」という形で対比型で紹介され、わかりやすい。一部、これはどうかなと思うものもあったが、実践的な内容が多いと感じた。
特に、「残業する人は「正確性重視」にこだわり、残業ゼロの人は「スピード重視」で行く」、「残業する人は議事「録」にこだわり、残業ゼロの日地は議事「要旨」を上手く活用する」、「残業する人は自作にこだわり時間を浪費し、残業ゼロの人は上司や先進事例の「TTP]から始める」、「残業する人は自分がやると仕 -
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残業をなくすということは、より効率的な仕事ができるようになり、自分の時間も確保できるということ。そうなれるならば当然そうなりたい、そんな思いから手に取った本書の要点や心に留まったポイントをいくつかピックアップ。
・仕事後の予定を先に入れ、そこにあわせて仕事を終わらせる。
・午前中に仕事を終えるつもりでスタートダッシュする。そのためには前日の終わりに翌日のToDoリストの作成と、当日は少なくとも始業15分前には職場に入りスタートダッシュを切れるようにする。
・仕事の精度を一定ではなく、意識的に50%、80%、100%など調整して取り組む。どの仕事にどのくらいの制度と労力を費やすか、そのプランニン