村上貴弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アリの社会には働かないアリが一定数いるという。怠けているわけではなく仲間が疲れたときに代わる「控えの戦力」だ。しかしすべてのアリが常に働き続けるとどうなるか。過労死するアリが増え社会全体の維持が困難になるという。
これは人間社会にも通じる。効率を追求しすぎると余裕がなくなり組織の持続可能性を失う。ではなぜ働かないアリがいることで社会が安定するのか。研究によれば労働に偏りがあるほど全体の生産性が向上し危機に強くなるという。
適度な休息と役割分担が社会の安定には不可欠なのだ。個々が支え合い休むことで全体が健全に機能する。アリの世界から学べることは多い。
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Posted by ブクログ
きっかけは、2024年10月7日の文化放送「田村淳のNews CLUB 今週のスゴイ人」に著者の村上貴弘さんがゲスト出演し、とても楽しそうにアリの話をしているのを聞いたことでした。村上貴弘さんはおしゃべりをするハキリアリの研究を深めた結果、アリ語で寝言を言う筋金入りのアリ研究家。
アリがこの地球に出現したのは約1億5,000万年前。約5,000万年前にはほぼ現存する属が出現し、その後さらに、多様な環境に適応する中でさまざまな種に分かれていった。現在、分かっているアリの種類は約1万5,000種。アリはほかの昆虫が到底生きられないような場所にも適応している。例えば、酷暑の砂漠や、極寒の地や、海中