佐々木田鶴子のレビュー一覧

  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集
    子供はいないけど、子供を持ちたいともはっきりとは思わないけど、この年になると、子供に読んでほしいと思う本があって、これはそれ。説教臭くなく、大人からすればしみじみする話が、子供からしたらきっとワクワクする話が多い。トリッキーで、ちょっと癖のある感じも親子で楽しめるはず。
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集
    この本に入った短編を一つ一つの読み終えるたびあったかい気持ちになる。
    読者を引き込む文章力もあるんだけど、大人が読んでも童心に返させてくれる話の発想や言葉選びが素敵。
    基本的に子供が主役の話が多いんだけど、彼等をあたたかく見守り、時折光の方向に導いてくれる大人たちの目線もいいなと。

    個人的に一番最...続きを読む
  • グリム童話集 上
    上巻・下巻のそれぞれに25編ずつ、全部で50編の物語が収録されています。  いや~、なんかタイトルを見るだけでウキウキしちゃうような、と~っても懐かしい感じがします。  

    そうそう、まずは先日読んだペローとの関係をかる~くおさらいしてみようかな(笑)  えっと、但し、岩波少年文庫版に収録されている...続きを読む
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集
    ミヒャエルエンデ短編集。

    ・本を読むことに夢中になる大人、子供、動物たち。

    ・魔法の学校での様子。
    本当の望む力がある子供たちだけが使える魔法。
    自分の本当の望み。
    ムークとマーリの兄妹が魔法で出した奇妙な動物のこと。

    ・両親の言うことを聞きたくないレンヒェンが、魔女に頼んで両親がレンヒェンに...続きを読む
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集
    エンデのメルヒェン集 19個のお話が集まった1冊

    ひとつひとつの短いお話の中に
    よ~く見るとキラッと光る小さな石 
    まだ光ってはいないけど 宝石の原石みたいな…

    耳を澄まして 気持ちを澄ませて 読んでみると気が付くみたいな 

    大人になるにつれて いつの間にかどこかに落としてきてしまった 忘れて...続きを読む
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集
    エンデの短編集。どことなく、ああ、エンデだな、と感じる10編。読者の想像力に訴えかけてくる作品たち。推奨年齢は小学4・5年以上となっているが、まさにその世代の、本好きでない方にも楽しんでほしい1冊だった。個人的には表題作の『魔法の学校』と、『ニーゼルプリームとナーゼルキュス』が好き。
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集
    「モモ」で有名なエンデの作品。やはり児童向け文学は素晴らしい。「とうぜんですが」とエンデは言う。魔法のための学校があり、地下や屋根裏には別世界への扉があり、動物やこびとはおしゃべりします、と。いくつになっても、とうぜん!もちろん!と思える人間でありたい。
  • グリム童話集 上
    悪い人の殺され方がえげついですね
    昔ながらの話やマイナーな話も具だくさんですね
    カエルの王様の話が一番覚えてます
    まじか!!ってなりました
    イケメンは得するんだね…
    童話らしいグロさも満足です
  • グリム童話集 上
    グリム童話って有名なものもおもしろいけど、
    意外とあまり知られていないものがおもしろかったりする!

    ・ものしり博士
    ・いばら姫
    ・ガチョウ番の娘
    ・ホレばあさん

    でも、王女と王子がくっつく話とか
    実は怖いライオンが王子とか・・・

    単品で読んでいくのにはいいんだろうけど、
    グリム童話集をずーっと...続きを読む
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集
    物語の中へようこそ。

    ミヒャエル・エンデの世界を存分に楽しめる短編集。お気に入りは表題作「魔法の学校」です。

    「魔法の学校」魔法を使えるようになるため「望みの国」の子どもたちの中で才能のある子は、魔法の学校に通う。招待を受けて魔法の学校を見学した「わたし」の報告。

    「レンヒェンのひみつ」両親の...続きを読む
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集
    「望みの国」の魔法の学校は、ちょっぴり風変わり。ここでは、魔法のつえや呪文は使いません。先生は子どもたちに、一番大切なのは自分のほんとうの望みを知って、きちんと想像することだと教えます。表題作のほか「レンヒェンのひみつ」「はだかのサイ」など、エンデならではのユーモアと風刺に満ちた、心にひびく10の物...続きを読む
  • グリム童話集 下
    上巻より知らない話があった下巻ですが
    印象的なのは最後の『ふたりの兄弟』かと。
    裏切りがない、という意味で出しているのでしょうが
    夫婦ではないのに、という状態が。
    しかしこれ、寝相が悪い人はさっくり♪ ですよね…。

    娘と結婚させよう、とお触れを出している割に
    諦めが悪い王様が多い事。
    娘に苦労は~...続きを読む
  • グリム童話集 上
    かなりの話数が入っていたグリム童話ですが
    驚くほど読んでいるものがありました。
    こういう題名だったのか、と。

    落ちというか、落ちに行くまでの流れ? が同じようなのが
    『歌いながらおどるヒバリ』と『鉄のストーブ』かと。
    本人に聞かせたいなら、なぜ叩き起こさない…?
    完全に善悪に別れているので、どうし...続きを読む