小西行郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
☆3
読んで良かった本だよ。
赤ちゃんとの関わり方について、重要な見解が書かれている気がするよ。
とくに「神経ダーウィニズム」と言う仮説。脳で過剰に作られた神経細胞の自然淘汰が行われるという「シナプスの過形成と刈り込み」は、赤ちゃんの正常な発達にとって重要みたい。
ADHDの患者のシナプスは健常児より多い、つまり刈り込みがちゃんと行われないことが原因かもしれない、という著者の話はかなり納得できる。
そして、刺激が過剰な現代の弊害も、興味深い。
テレビ過剰で言葉が遅くなる、という見解に納得。テレビは受けとるだけの刺激だから、言葉や視覚と体との連携がとりづらくなる。
それを防ぐには、親の語りか -
Posted by ブクログ
変に危機感をあおったり不安がらせる多くの育児本と違い、「まあ、ちょっと落ち着いて冷静に考えようよ」という姿勢の本です。早期教育や育児に関する誤解について、科学的根拠を提示して解説されていて、とても分かりやすいです。そしていかにも根拠に乏しい迷信が、「常識」として多くの人に信じられている事も。
ただ、前半は根拠がしっかりしているのに、後半は著者の主観や経験測がちょっと強いかな。
巷にあふれる情報を鵜呑みにして、子供には早いうちから、それこそ受精卵のうちから、あれもして、これもして、そうしないときっと将来間違いを起こす子になる、ああどうしよう!となってしまう人に、「普通の育児が大切ですよ」と教えて -
Posted by ブクログ
少子化の現在、子供に対してかけられるお金が増え、早期教育をふくむ教育熱が高まっていると思う。
著者は障害児教育を専門とする立場から、一般的な早期教育に対しての提言・批判をしている。
頭ごなしに早期教育に反対するのではなく、現在あるデータを挙げつつ、自身の研究や体験を含めて、精緻に考察していく。
「こうすれば必ずうまくいく!」「これはやってはいけない!」といった一本調子な本が多い中で、その慎重な姿勢はとても好感が持てる。三歳児神話や幼児からの英語教育にも、「ちょっとまってくださいよ」と言いながら検証が始まるような流れ。
おおまかに流れている思想は、あまり極端なことをして偏りのあることをす