広瀬元義のレビュー一覧

従業員を採用するとき読む本―――その採用の仕方ではトラブルになる！！

広瀬元義

社長をやるような人間はだいたい細かいことにうとく、社会保険労務関係の制度等はよくわかっていない。
わたしも、労働基準監督署とハローワークと年金事務所に行かなきゃいけないのか、社員を雇うことになるまでわなっていなかった。
そんな社長に、手続は自分でしないでいいから概要はわかっておくようにというスタンスで、わかりやすくかいつまんで書かれているので、簡単に読めて充分な情報が手に入る。

従業員のパフォーマンスを最大限に高める エンゲージメント カンパニー

広瀬元義

様々な場面で目にすることが多くなったが、微妙にニュアンスが違うなぁと感じてた「エンゲージメント」。本書では「個人と組織が一体となって、双方の成長に貢献し合う関係（p81）」と定義し、「従業員同士が強い絆で結ばれている状態」が「エンゲージメントカンパニー」だという。
要は、信頼関係、絆の構築なんだろう。
その他にもCHO（チーフ・ハピネス・オフィサー）や「WIIFM」、オンボーディング、タッチベースの重要性など、わかりやすい挿話とともに紹介されている。信頼関係を構築するための“自己晒し”は、ある程度実践してるつもり。

従業員のパフォーマンスを最大限に高める エンゲージメント カンパニー

広瀬元義

自然界には、「成長しようとしている」か、「死んでいこうとしている」の2つの存在しかない。
会社にとって成長とは、常に何かにチャレンジしていくこと。

緊急事態回避！！資金繰りがよくなる経営計画の作り方

広瀬元義 / 中小企業を応援する士業の会

真新しい論点はなかったが、重要なことは何度見ても良い。

現状把握→成り行き計画→収支分岐点→同業他社優良等の目標→そのための行動計画

10年前も散々経営計画をやったがいまいち効果がわからなかった。
コンサルを学んだ今なら新たな見え方があるかもしれない。


↓メモ

「起業したのは自分のやりたいことを実現したいから。赤字でなければ問題ない。」はダメ。
利益がなければ会社の存続は不可能

「5年後なんて想像もつかない。計画倒れになる可能性があるのに経営計画なんでしょう意味ない」
→①現状を把握②やるべきことを明確に

利益を最初に決める。何もなければ同業他社優良、収支分岐点

予実管理
→①目標達成できなかった原因は何か？
②不足分をどうやって取り戻すか？

攻めの費用
広告宣伝費、教育研修費、IT化費用

守りの費用
福利厚生費

冗費
交際費、寄付金

従業員のパフォーマンスを最大限に高める エンゲージメント カンパニー

広瀬元義

「こんなことを上の人が考えてくれていたらなぁ」と思いながら読んだ本。
ここに記載されている内容が当たり前になる日本になってほしい。