堀江菜穂子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
魂が揺さぶられた。この詩に出会えて、感謝。
〈本から〉
とおくのこえ
とおくにきこえるこえ
わらっているこえ
こえだけで
うれしいきもちが
つたわってくる
とおくにいる人から
うれしさを
わけてもらった
あのひあのときのあの人に
あのひがさいごで
あのときはもうむかし
あの人にまだあえると
ただばくぜんとかんじでいただけ
どうしてさいごだったと
きづかなかったのだろう
あのひは いつもどおりのあたりまえのひ
いつもどおりにわかれた
いつもではなかったのだ
あの人とはもうあえない
あのときにきづけたなら
もっとあっておけたら
もっとあいしていたら
あのひあのときあの人に
ありがとうのし
いつもいっぱい ありがとう
なかなかいえないけど
いつも心にあふれてる
いつもいえないありがとうが
いきばをうしなって たまっている
いいたくてもいえない
ありがとうのかたまりが
めにみえない力になって
あなたのしあわせになったら いいのにな
からっぽのそら
からっぽのそらに ふでをいれる
まずはおひさま
とてもまぶしすぎて つぎにくもをかきだした
ついついかきすぎて あめになった
あめのすきまで にじをつけたしてみる
なかなかいい
つぎはだいちだ
からっぽのそらからあめがふり じめんをうるおす
しょくぶつがめぶく
そのしょくぶつから むしがはいでる
むしたちはむれをつくり もりがさかえる
からっぽだったそらには
とりたちがはばたき らくえんとなった
わたしの心のなかで
からっぽのそらは いくつもえがかれていく