堀江菜穂子の作品一覧

「堀江菜穂子」の「いきていてこそ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • いきていてこそ
    5.0
    1巻990円 (税込)
    【「生きる勇気がわいてくる」と話題の“声なき詩”】 脳性まひとたたかう 22歳の“声なき詩人”、堀江菜穂子さん。 寝たきりの生活を送りながら、 わずかに動くゆびさきを使って「筆談」で紡がれる彼女の言葉にいま、 心励まされ、勇気づけられる人があとを絶ちません。 メディアでも詩の一部が紹介され、 「勇気をもらった」 「とても美しい言葉」 「生きる意味を教わりました」と 感動の声が続々と寄せられています。 そんな彼女の初の本格詩集となる『いきていてこそ』。 これまでベッドの上で紡いできたおよそ2000編の作品から 珠玉の54編を選び、まとめました。 どうぞ大切な方と一緒に、 あるいは自分自身の心と静かに向き合いながら、 彼女の言葉に触れてみてください。 <菜穂子さんの詩によせて> 「はたちのひに」まで読み進めて思いました。 菜穂子さんが書いたものは、詩なのに詩を超えて、 生と言葉の深い結びつきに迫っていると。 (詩人・谷川俊太郎)

ユーザーレビュー

  • いきていてこそ

    Posted by ブクログ

    自己陶酔や知的自慢、感性自慢、表現力自慢、
    一般的な詩にはそんなものが含まれているものが
    多いように思うが、
    この詩集にはそういったものをまったく感じない。

    魂から言葉が出るって、
    こんな感じなのか。

    0
    2018年02月01日
  • いきていてこそ

    Posted by ブクログ

    ・やってみたいこと
    二本足で歩く
    拍手をする
    ひとりで行きたいところに行く
    ・いけないことをやってみたい
    私がするのは全部意味があることばかり

    0
    2017年09月16日
  • いきていてこそ

    Posted by ブクログ

    魂が揺さぶられた。この詩に出会えて、感謝。

    〈本から〉
    とおくのこえ

    とおくにきこえるこえ
    わらっているこえ

    こえだけで
    うれしいきもちが
    つたわってくる

    とおくにいる人から
    うれしさを
    わけてもらった




    あのひあのときのあの人に

    あのひがさいごで
    あのときはもうむかし
    あの人にまだあえると
    ただばくぜんとかんじでいただけ

    どうしてさいごだったと
    きづかなかったのだろう

    あのひは いつもどおりのあたりまえのひ
    いつもどおりにわかれた

    いつもではなかったのだ
    あの人とはもうあえない
    あのときにきづけたなら
    もっとあっておけたら
    もっとあいしていたら

    あのひあのときあの人に

    0
    2017年07月08日

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