野村敏雄のレビュー一覧

  • 小早川隆景 毛利を支えた知謀の将

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    ■天狼の元就の教え「兵は詭道なり」
    ■冷静沈着な小早川隆景を頼りにする輝元
    ■石見銀山発見は博多商人神屋宗湛の祖父神屋寿禎
    ■毛利家外交僧の安国寺恵瓊を使いこなす隆景
    ■隆景像は恵瓊が見たものが中心なのだろう
    ■残念ながら隆景が五大老を務めるシーンはない

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    2024年02月23日
  • 宇喜多秀家 秀吉が夢を託した男

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    意外とサクサク読めました。
    秀家って実際はどうだったんだろう?
    五大老に選ばれたぐらいだから有能だったのだろう。
    それとも秀吉の寵愛のおかげ?
    家臣が分裂したりもしてるし。
    八丈島での生活もしりたかったです。

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    2011年05月10日
  • 明石元二郎 日露戦争を勝利に導いた「奇略の参謀」

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    シリアクスがアカシ(明石)と抱き合うシーン(というとなんか誤解があるなw)が何度か出てくるんですが、その時のアカシの不器用な対応がすごく好き。可愛いんですよ。さすが野村さん、終始可愛い人だったんですが。例えば序盤、余りに身なりに頓着しない明石さんの世話を焼く団さんとか明石と愉快な仲間たち。陸軍の三太郎の宇都宮太郎や大井菊太郎(成元)、上田仙太郎などなど「坂の上の雲」ではなかなか出番の少なかった外国組が活躍(暗躍?)で一味違って個人的には好きです。あ、あと川上操六氏が魅力的です。様々な利害絡んで非常にモドカシイんですがね。

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    2010年05月22日
  • 小早川隆景 毛利を支えた知謀の将

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    ネタバレ

    毛利元就の息子として一貫して毛利宗家を支え、のちに豊臣政権の五大老に列する名将・小早川隆景。その堂々たる生涯を描いた歴史長篇。
    安芸の小豪族から身を起こし、一代で中国十カ国の大大名となった謀将・毛利元就。彼には、「毛利の両川」として彼の死後も毛利宗家を支え続けた二人の優れた息子があった。吉川元春と小早川隆景。とくに三男・小早川隆景は、長く元就の孫の輝元を補佐し、豊臣政権のなかで毛利家の地位を磐石なものに押し上げていった。本書は、豊臣秀吉も絶大な信頼を寄せた名将・小早川隆景の堂々たる活躍を描いた長編小説である。
     父・元就に従って戦塵に生きた青年武将時代から、羽柴秀吉の毛利攻めに冷静に対処、時勢

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    2011年11月29日