侍留啓介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
よく巷に溢れる勉強法の本の一つだと思っていましたが、中身を読んでみると有益な情報が多く書かれている良書でした。
優秀な人材になるために、経済、世界史、現代文などの高校で習う教科を勉強する必要があると書かれています。これらの知識がないと、ニュースの内容を理解できなかったり、仕事上でも損をする可能性があるということに気づかされました。社会人になって勉強することの重要性を改めて思い知らされます。
上記の知識だけでなく、宗教学、心理学など、世界をみるためには多方面の知識を要求されるので、まだまだ勉強することがたくさんあるなということが全体を通しての感想です。 -
Posted by ブクログ
◾️最後に「注と文献」を読めばわかるが、本の内容は題名と違って至って硬派なもの。
◾️何が資本主義を生み出したのか、は資本主義の誕生から現在までを概観して分かりやすい。
◾️核心は第3章とのことだが、そこで提唱されている2つのポスト資本主義はしっくりこなかった。
◾️ESBIはの成長順位ではないというが、成長順位として見た方が自分にはしっくりきた。
◾️2つの搾取は参考になった。
◾️日立製作所の人材改革におけるマインドセットはなるほど!と思わせられた。
◾️GAFAMが求める人材について本当か?と思ったが、そうであっても不思議ではないとも思っている。 -
Posted by ブクログ
マッキンゼーのコンサルタントが語る知識と論理力をどう身につけたのかを教えてくれる独学のための本だ。我々はそもそも成長するためには一生学ばなくてはならず、正しくやるためにはどうやっていくのかわかりやすく教えてくれる。特に大学受験用の参考書を使うのは佐藤優氏と同じだ。日本のビジネスパーソンは学習量不足、必要な知識を短期間でインプット、空欄問題に赤ペンで書き込み、後で赤シート学習、事実を押さえる、古典をよく読め、問題提起、主張の明確化、理由付けで説明せよ、コンサルタントは1空気を読まない2そもそもを語れる3一言でまとめられる、等参考になること満載だ。実践していきたい。
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Posted by ブクログ
この本で語られていることを、一言でいうと、
大学受験で必要とされた知識は、
社会に出ても非常に有益だということです。
その知識をどうしたら、身につけることができるのか?
これがこの本の一貫としたテーマです。
著者は、仕事上で必要とされる「賢さ」を、知識量×論理力と考えています。
そこで、それらを向上するためには、どうすればいいかと提起し、
一つの方法論として、大学受験用の教材で、
知識量と論理力を身に着けるという、
方法を勧めています
問題は、日本の大学受験では、現在、著者が言うような知識(政治、経済、数学、日本史、世界史)を
問われることがなく(つまり選択する必要がなく)、多くの大学に入