古川春秋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ピアニストと挫折、殺し屋とボディーガード、日本刀と舞姫、与一と千手、運命と打開、と様々な対比によって彩られたエンタメ作品。
コンクール前に事故に遭い、4年間寝たきりで過ごした星子真琴。母も父も亡くなり、天涯孤独の身となった琴子に近付く女子高生。そして謎の女、舞姫。更に謎な男、与一。物語は二転三転して進んで行く。読者は誰もが翻弄され、ページを捲る手が止まらなくなるだろう。どのキャラクターも個性的で目に浮かぶリアルな描写。そして所々にコミカルな部分も。
よく練られたプロットだなと。強いて言うなら、もっと一人一人のキャラクターを掘り下げて展開してあると、もっとそのキャラに没入出来たはず。与一とはあの弓の名手、那須与一からかな?千手や舞姫、西郷らのバックボーンが知りたくなる。これはシリーズ化決定か? -
Posted by ブクログ
2014年に放送されたドラマ「BORDER」のノベライズ。
脚本は金城一紀によるオリジナルで、結末までプロットが出来上がった状態で撮影されている。
小説ではドラマのように結末までは描かれていない。
ドラマを見ていない人が読んでも「BORDER」の世界観は十分に楽しめる。
瀕死の重傷を負い、生死の境をさまよった結果得られた能力を、石川は戸惑いながらも捜査に活用しようとする。
手柄をたてるためではなく、無心に、ただ殺された人の無念を晴らすために。
殺人事件があった場合、事件解決のためには被害者から事情を聞くことが一番早い。
けれど、「死人に口なし」ですでに死んでいる人間からは何も聞くことができない。
物語は、石川という臨死体験をした刑事をとおして事件の詳細をあぶりだしていく。
とはいっても、被害者がすべてを知っているわけではない。
どうやって殺されたかは知っていても、何故殺されたのかまではわからばい場合だってある。
死者たちの声を受け取りながら、石川は刑事としての捜査を進めていく。
最後に描かれている事件の結末はあまりすっきりとしたものではない。
殺害した者と殺害された者の会話で明らかになる事件の真実。
表にはいっさい出ずにいた黒幕を逮捕することはできない。
すっきりとはしないけれど、すべてが解決されない結末でよかったように思う。
死者の声を聞く。
万能ではない能力だからこそ面白い。 -
購入済み
うわわ…!
古っ!古いっ!!
今時、語尾に『〜わ』をつける33歳の女子いない!
描写されてる仕草も昔の映画みたいだ。クサい。
読んでて恥ずかしくなる感じが…キツいっ!
疾走感があるところはすごくいいし、話もツッコミ所が満載ですがまぁまぁでしたので☆2で。(甘め)