尾崎義のレビュー一覧

  • 北欧神話

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    繰り返しの読書。何度読んでも忘れてしまうところがある。今回は図を書きながら整理して読んだ。元は口承文学のエッダであるため、辻褄の合わないところなどもあるのだが、神話ならなんとなく仕方がないかと思える。
    特有の荒々しさや不思議さに心が奪われる。挿絵が美しい。北欧神話にはさまざまな本が出ているが、入門編としてちょうど良い。

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    2021年10月02日
  • 北欧神話

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    「神々の父オージンは、いつも賢くて、正しいわけではなかったんだ」

    オージンは、すべての神が彼の話には耳をかたむけるほどの“神のなかの神”。しかし、別の神が誤って人間を殺してしまい、遺族への賠償をするとき、神が持つ知恵を与えればよかったのに、それを惜しんでお金による取引で済ましてしまう。神が金で物事を解決した以上、金に執着する強欲女でも神の国への入国を拒否できなくなる。
    また、ヴァーニル神の一人フレイは、神と敵対する巨人の国の娘にひとめぼれし、その娘を得るために神の国を守るための大切な武器となる剣を手放してしまう・・・

    永遠の平安を願うのは、神々も私達も同じ。
    だが神々のちょっとした行為が、

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    2015年11月14日
  • 北欧神話

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    ギリシャ神話が受けなかったので、長男への神話読み聞かせも、もうやめにしようかとも思っていたのだが、もう一冊くらいとためしに選んだのがこれ。自分で読むなら中学生以上という内容で、難しい言葉も多く、声に出して読み進めるのも一苦労だったが、予想以上に奥深い内容で、とても面白かった。内容に少しなじみのあった日本神話やギリシャ神話と異なり、まったく聞いたことのない話ばかりで、新鮮だったし、主神オーディーンが、仲間のロキのせいで誤って殺してしまった息子の身代わりに、その父に対して、巨人の一族が持っている世界最高の宝をやる、と約束してしまったがために、世界が徐々に破滅へと向かって行く様はとても興味深かった。

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    2014年06月27日
  • 北欧神話

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    中学生くらいの頃読んで、とてもおもしろかった記憶がある。
    太陽と月を食べる狼と、神々の黄昏ラグナロクのイメージがすごかった。
    トリックスターのロキの存在がいいです。

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    2009年10月04日
  • 北欧神話

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    はじめて読んだ北欧神話。

    古い伝承って古事記でもそうだけど、
    神々がすごく喜怒哀楽をもっていたり
    人間味が強くて面白い。

    北欧神話には、世界樹が出てきたり
    いろいろなゲームやファンタジー作品に
    影響を与えたであろうものものもありそう。
    神さまだけでなく、
    人間、巨人、エルフ、こびとなどが出てくる。
    巨人は敵対する関係。
    こびとは醜い忌むべき存在。
    そんな描かれ方がされていた。

    私が個人的に興味を持ったのは
    ローキという登場人物。
    神と巨人の子どもで、
    いいこともわるいこともすると表現される。

    女神の自慢の金髪を
    寝ている間に切ってしまったり、
    旅先で突然カワウソを殺してしまったり、

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    2024年05月13日
  • 北欧神話

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    北欧神話の導入として。表現は子供向けになっているようだ。神様が自分のイメージとは違い人間の感情と同じようで意外。巨人にもいい巨人がいる。唐突な内容も多く、個人の解釈が異なるだろう。自分なりに解釈するのも面白いと思う。他の人の北欧神話やエッダも読みたい。

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    2014年05月14日
  • 北欧神話

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    ギリシア神話は小さい時からよく読んでいたが、ゲルマンの神話ともいえる北欧神話は初めてだったので。そのうち日本の古事記も読みたい。
    ギリシア神話や日本の神話、聖書の世界と違って、北欧神話はまるで今ある世界とは別次元と言っていいほどの世界で、登場する神様たちもミラクルパワーを特に持っているわけでもない。仮に持っていたとしても、他者由来の武器や道具、食べ物のおかげである。登場するこびと、巨人は神と対等かそれ以上である。トールキンの指輪物語は少なからず、ゲルマンのこうした神話世界を下地にしているように感じられた。
    この北欧神話でなによりも魅力的なのが、「崩壊」がいつもそばにあって物語が進んでいることだ

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    2014年03月18日
  • 北欧神話

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    北欧に関心があり、中学生の時に読んで、改めて読み直した本。
    神話の神様は人間より人間くさくて面白い。

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    2013年03月19日
  • 北欧神話

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    子供達が読みやすい内容になっているため、欲まみれな神様と言う部分がかなりスポイルされてますね。
    でも読みやすいし初めて北欧神話を読む人には良い本だと思いますよ。

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    2010年03月19日
  • 北欧神話

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    世界観がつかみにくい。
    説明が足りない。
    まぁ児童書だから仕方ないかぁ。
    どうにも文章にひきこまれなくて、途中読むのがたるくなりつつも読んだ。

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    2009年10月04日
  • 北欧神話

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    北欧神話を少年少女向けに、分かりやすくしたもの。ゲームなどでおなじみのオーディン(本書ではオージン)やドワーフなどが登場します。神とはいえ万能ではなく、また、略奪や争いが当たり前のように登場し、北欧ならではの厳しさが伝わってきます。

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    2009年10月04日
  • 北欧神話

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    この名前も北欧神話由来だったのか!というのが予想以上に多かった。ギリシア神話の親しみやすさに比べると淡々としていて、それで終わるのか…という消化不良感もあったり。別の本も読んでみたい。

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    2021年04月30日
  • 北欧神話

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    ネタバレ

    あまりなじみのない北欧神話でしたが、読んでみるといろんなお話のタネになった題材が、いっぱいつまっている本でした。
    でも、寝る前に読む本じゃあないね。すぐ眠くなる!

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    2019年06月23日
  • 北欧神話

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    北欧神話の流れを初めから順を追って知る事ができたのは良かったです。
    しかし、文章が少し生硬で読み辛かったので、それが欠点でした。

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    2013年01月21日
  • 北欧神話

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    アベンジャーズからの流れで読み始めました。
    ゲームや映画で時々引用されるものなので登場人物に聞き覚えのある名前もちらほら。
    難しい内容でもないので、もっと早く読んでおけば広がりがあってよかったな。

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    2012年10月20日
  • 北欧神話

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    北欧神話の神々は死ぬ運命にあるため、最終戦争であるラグナロクまで老いることのないよう、イドゥンの黄金のリンゴを食べなければならない。

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    2009年10月04日
  • 北欧神話

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    一冊目の紹介に持ってきたこの本はギリシャ神話ほどにはなじみのない北欧神話をさくっと読むには最適です。
    基本的に子供が読んでも分かるように書いてあるのでちょっとおちょくられている気分にもなりますが、
    おおよその部分はカバーできているように思います。
    それに、なんと言っても分かりやすいしさっくり読めます。

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    2009年10月04日
  • 北欧神話

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    2,3年前は毎日のように開いてました。
    理解できないお話のときはよこにある神話辞典なるものを使ってました(笑)

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    2009年10月04日