松竹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今日、本屋さんでたまたま通りかかって見つけました。ぱらぱらとめくっているうちに、涙がこぼれそうになりました。
寅さんの言葉とは、つまり脚本を書いている山田洋二の言葉に他なりません。
映画ですから、それはそうです。アドリブで全部話しているわけではありません。
しかし不思議と、渥美清演じる車寅次郎がその言葉を発すると、それはもう山田洋二の言葉ではなく、車寅次郎の言葉になります。そこに車寅次郎という人生を背負った人物によって、言葉に重みが加わります。
そもそもこれは逆ではないのでしょうか?
山田洋二が脚本を考え、台詞を考えたのではなく、本当は、もともとこの言葉は、元来車寅次郎から発せられ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ核をつく、確信を得られる。そんな言葉が詰まってました。
【特に印象に残ったもの】
どこにいたって、愛がありゃあ、天国なんじゃないの?そういうもんだよ。
ザマ見ろぃ、人間はね、理屈なんかじゃ動かねえんだよ。
思ってるだけで何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ。愛してるんだったら、態度で示せよ。
ああ、この人を幸せにしたいなぁと思う。
この人のためだったら命なんかいらない、
もう、俺死んじゃってもいい、そう思う。
それが愛ってもんじゃないかい?
あぁ生まれてきて良かったな、て思うことが
何べんかあるじゃない。
そのために
人間いきてんじゃねぇのか。
そのうち -
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