あらすじ
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「男はつらいよ」40周年記念プロジェクトに合わせて発売された、寅さんの写真と名セリフを組み合わせたビジュアルブック。
第1作『男はつらいよ』が公開されたのが昭和44年8月27日、それから日本の風物詩として愛され続けて40年。
平成のいまを生きるすべての人に送る、「昭和の象徴」寅さんが残した言葉の数々。それは「優しさ」だったり「励まし」だったり、時に「厳しさ」だったり…。しかし、そのすべてが僕らへのエール!
旅の空の下の寅さんと、その名ゼリフをともに味わえるビジュアルブック!
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Posted by ブクログ
背中を押してもらいたいときに、読みます。
便利な世の中になったけど、
不器用でも、一生懸命生きていくことを忘れてはいけないなと思わされます。
いつでもすぐ寅さんに会える、こんな素敵な本を作って下さった方々に感謝です。
Posted by ブクログ
「男はつらいよ」とかは子供のころから飽きていてあまり興味を持って見たことはないのですが、なぜか全部知ってるし観てしまっているんですよねー。不思議。そんなドラえもんのような存在の映画ですが、渥美清は別格です。名優です。この人が何かを話すとそれがセリフみたいにカッコイイ!!!東京弁が見事に格好良い!!この本を見ると、そのセリフ一つ一つが「映画」になるんです。それだけあの語り口が芸術であるということだと思います。理屈なしにほっこりできます。ぜひ読んでください!
Posted by ブクログ
今日、本屋さんでたまたま通りかかって見つけました。ぱらぱらとめくっているうちに、涙がこぼれそうになりました。
寅さんの言葉とは、つまり脚本を書いている山田洋二の言葉に他なりません。
映画ですから、それはそうです。アドリブで全部話しているわけではありません。
しかし不思議と、渥美清演じる車寅次郎がその言葉を発すると、それはもう山田洋二の言葉ではなく、車寅次郎の言葉になります。そこに車寅次郎という人生を背負った人物によって、言葉に重みが加わります。
そもそもこれは逆ではないのでしょうか?
山田洋二が脚本を考え、台詞を考えたのではなく、本当は、もともとこの言葉は、元来車寅次郎から発せられた生の言葉であって、たまたま山田洋二が聞き書きしたに過ぎないと思うのです。確かにそんな感じがしてきて、心にずしんと響きます。
宇宙のどこかに車寅次郎という名前の星があり、そこに住む車寅次郎から山田洋二はテレパシーを使って交信している。
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などと、『男はつらいよ』の冒頭の寅次郎の夢芝居のようなことを想像してしまいます。
車寅次郎の言葉で これまでどれだけの人が救われたでしょうか。
車寅次郎の表情に これまでどれだけの人が救われたでしょうか。
私も救われた、そのうちの一人です。
『人生に、寅さんを。』
そう、本当に、この人生で寅さんに会えたことは幸せです。
生きてる?
そら結構だ。
(本書より抜粋 第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』の中の言葉)
Posted by ブクログ
寅さん全48作の中から名セリフを集めたもの。
寅好きなら必ずじーんとなるはず。人間として、日本人が忘れた心を取り戻すためにも一家に一冊、如何でしょう?
男はつらいよのファンでなければ3分で読み終わるのでご注意。
できれば任意の3作を見て、寅さんウィルスに感染し、さらに10作ほど映画を見てからどうぞ。
こんなにいいけど私の年では共感できる仲間が少ないのがつれーところよ。
Posted by ブクログ
寅さんの大きな写真とともに、印象的なセリフが大きな文字で記載されている。レイアウトも素敵だ。まるで寅さんが自分を励ましてくれているような気持ちになれる。
特に好きなセリフは、
「あぁ生まれてきて良かったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために人間生きてんじゃねえのか。そのうちお前にもそういう時が来るよ、な? まぁ、がんばれ」(第39作 男はつらいよ 寅次郎物語)
「生きてる?そら結構だ。」(第48作 男はつらいよ 寅次郎紅の花)
Posted by ブクログ
核をつく、確信を得られる。そんな言葉が詰まってました。
【特に印象に残ったもの】
どこにいたって、愛がありゃあ、天国なんじゃないの?そういうもんだよ。
ザマ見ろぃ、人間はね、理屈なんかじゃ動かねえんだよ。
思ってるだけで何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ。愛してるんだったら、態度で示せよ。
ああ、この人を幸せにしたいなぁと思う。
この人のためだったら命なんかいらない、
もう、俺死んじゃってもいい、そう思う。
それが愛ってもんじゃないかい?
あぁ生まれてきて良かったな、て思うことが
何べんかあるじゃない。
そのために
人間いきてんじゃねぇのか。
そのうちお前にもそういう時が来るよ、
な?
まぁ、がんばれ。
Posted by ブクログ
寅さんが好きな息子に買った本。
モノクロの写真とともに寅さんの言葉が心にしみますよ
余り知られてないと思うけど素敵な本です。
プレゼントとかにいいかも。
Posted by ブクログ
どうして寅さんって、切ないのだろう。
日本人が忘れてしまった愛情や人情。
いつからどうして忘れてしまったんだろう。
パソコンや携帯電話がなくても、人の温かさが伝わればそれでいいとおもう。
今本当に必要なものは寅さんの言葉です。
ということでこの本をお勧め。
Posted by ブクログ
語った時のスチールにして欲しかったな。これじゃマルベル堂だ。「・・・日暮れ時、・・・りんどうの花が・・・夕食を食べている。これが、これが本当の人間の生活というものじゃないかね、君。」は博の父の言葉。「、君」が無ければ、寅さんが後でマネして言っているから寅さんの名言?になるのかな?