山本一成のレビュー一覧

  • 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

    Posted by ブクログ

    記憶力だけで解決する問題は、現代では人工知能の対象ではない。

    知能とは探索と評価。未来をエミュレートし、目星を付ける。
    探索はエミュレート、探索+評価はシミュレート。

    チェスは勝ち方を教えられる。人工知能でなくてもよい。
    将棋は勝ち方を教えられない。機械学習が必要。

    プロの指し手を記憶さえて、それを評価させる。機械学習で学習する。

    黒魔術=機械学習のスラング=どうやって強くなったのか説明できない。怠惰な並列化、など。

    ディープラーニングは、機械学習のひとつ。ポナンザにはロジスティック回帰という機械学習の手法を使った。
    ディープラーニングは画像の解析に最適。

    過学習=放っておくと丸暗

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    2018年04月16日
  • 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

    Posted by ブクログ

    ここ数年のAIの躍進を簡単に解説した本は2冊ほど読んだけど、執筆当時最強の将棋ソフトの開発者という立場から、いろいろと具体的なことが書かれているのがわかりやすい。

    黒魔術なんて言葉は実際にAIを作ってる人じゃないとなかなか出てこないのではないだろうか。

    でもこの本を出した直後に別のソフトに負けちゃって、今はもう引退してるとか。

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    2018年04月13日
  • 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

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    現在最強の将棋AIボザンナの開発者である著者が自身の開発の経緯と人工知能の歴史からアルファ碁を始めてする現在の人工知能の解説しそのシンギュラリティなど将来を展望する。
    ご自身の開発の経緯と人工知能の一般論が妙に絡んでいて混乱するところもありますが、数式無しでのディープラーニングやモンテカルロ法等の説明などはとても分かりやすく勉強になります。
    最弱将棋プログラムから「機械学習(ロジスティック回帰)」を導入して画期的に強くなり、マルチコア向けの「怠惰な並列化」や結果をフィードバックする「強化学習」で更に強さに磨きを掛け、そしてディープラーニングの導入との育成過程はとても興味深く読めました。
    人工知

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    2018年03月21日
  • 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

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    本著は将棋AIポナンザが名人に勝利するまでの経緯になぞらえ、人工知能を解説している。

    万能な人工知能(強いAI)ではなくー領域での人工知能(弱いAI)についての話だ。その分、具体的で分かりやすくなっている。

    同じボードゲームでもチェスAI、将棋AI、囲碁AIとでは、人工知能化するには事情がかなり異なるらしい。

    チェス・・・数式で表現が確立していた→1997年世界チャンピオンに勝利
    将 棋・・・数式の表現を試行錯誤→2013年プロ四段に勝利
    囲 碁・・・数式で表現不能→2016年イ・セドル氏に勝利

    つまり、同じボードゲームでも数式でどう表現するかによって、人工知能化していくアプローチは全

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    2018年02月27日
  • 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

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    ネタバレ

    【文章】
     とても読み易い
    【気付き】
     ★★★★・
    【ハマり】
     ★★★★★
    【共感度】
     ★★★★・

    機械学習の手法
    ・ロジスティック回帰
    ・ディープラーニング
    ・SVM
    ・ランダムフォレスト

    知能の本質は画像理解かもしれない

    黒魔術化、量子力学にちかい

    今の人工知能は論理的に動くが、論理的に考える力が弱い

    人工知能の学習も守破離、
    教師あり学習から強化学習へ、人間の模倣から始まる。

    人間に対して攻撃的な人間が存在する以上、
    人工知能が人間を攻撃するという結論を導き出しても致し方ない。

    知性…目的を設計する能力
    知能…目的までの道筋を見つける能力

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    2018年07月31日
  • 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

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    知性>知能(探索+評価)
    知性; 目的を設計できる能力
    知能; 目的に向かう道を探す能力

    アルファ碁
    13層、192個のチャネル/層
    19*19*192*13
    CPU; 1202個
    GPU; 176個
    3つの画像; 白、黒、ブランク
    DQN; Deep Q-Network
    過学習を防ぐ技術; ドロップアウト

    碁は評価方法が見つからなかった。

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    2017年12月13日
  • 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

    Posted by ブクログ

    ・知性=目的を設計できる能力
    ・知能=目的に向かう道を探す能力
    ・ただし、目的までの距離が大きいときは、人間は適切な中間の目的を設計する。これが必要になる。
    ・人間は「指数的な成長」を直感的に理解できない。追いつかれたと思ったら、一瞬ではるか先まで行かれてしまう。

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    2017年12月02日
  • 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

    Posted by ブクログ

    IT知識なし、将棋知識なしで読んだ。難解な箇所もあるけれど、人間の生活や働き方を変えるといわれる人工知能の弱さを知ることができた。

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    2021年07月07日
  • 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

    Posted by ブクログ

    さくっと読めそうなので手に取った。
    (1時間くらいで読めた)

    機械学習にも守破離があること、画像として認識すると強いことが面白かった。
    エレガントではなく、エレファントな解法という表現は秀逸。笑

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    2019年02月13日
  • 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

    Posted by ブクログ

    将棋ソフトポナンザの作者の著書。

    知性=目的を設計できる能力
    知能=目的に向かう道を能力

    どんなに才能があっても、最初はやはりある先生について、その指示の通り学習(練習)をするのが近道。しかし世界最高を目指すなら先生の言うことを聞くだけ、教本を読むだけではダメ。自分で考え、試行錯誤し、先生や本の教えから離れる必要がある。
    そうしなければ先人を超えることはできない。

    グーグル画像管理アプリなど 人間の判断を元とした大量のデータと関連文を収集して学習している。人間の倫理観をも学習する。インターネットを含む全ての世界でできるだけいい人でいること。

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    2018年01月02日