人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

1,485円 (税込)

7pt

最強の将棋AIポナンザの開発者が超重要技術、「機械学習」「深層学習」「強化学習」を解説。そのうえで「知能とは何か」という問への回答を示す意欲作です。自らの手で人工知能を創り、将棋名人と並ぶまでに成長させてきた著者が腹落ちしたことだけを書いているので、世界一やさしく面白い人工知能の本になっています。

...続きを読む

人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質 のユーザーレビュー

「機械学習」「ディープラーニング」ってなに? 人工知能(AI)がイチから分かる本!
プロ棋士に初めて勝利した将棋プログラム「ポナンザ」の開発者が、コンピュータと将棋との関わりを通して、人工知能をやさしく語った本です。難しい理論や数式は登場しませんし、将棋をよく知らなくても大丈夫。そもそも人工知能とは何なのか、から出発し、コンピュータはどうやって将棋を学んでいるのか、あるいは、最近ニュースになることが多く、急速な発展を遂げている「ディープラーニング」は何がすごいのかなど、人工知能の基本が自然にするっと入ってきます。
将棋よりハードルが高いといわれる囲碁の人工知能にも言及。世界トップクラスの棋士に勝利したアルファ碁はいかにして強くなったのか、分かりやすく解説します。さらに、画像認識の人種差別問題など、これからの人工知能活用の話題も幅広くカバーしています。
知性とは何か、これから人と人工知能はどう関わるべきなのか、プロ棋士がコンピュータ将棋を参考にするまでになった将棋界の変化を見てきた筆者だからこそ、その近未来観は必読です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年09月30日

    読みやすくて楽しかった。
    知的な活動は探索と評価で作られる、ということ

    囲碁のほうが将棋の方が難易度高いというのも興味深かった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月14日

    将棋界のトップ棋士を倒した人工知能「ポナンザ」。本書はポナンザ」を開発した山本さんが、わかりやすくポナンザの仕組みを解説しています。(簡単な表現で書かれているけど、そもそも内容が難しいから、理解できたとはいいがたい)

    もともとは、人間が完全にプログラムを組むことで、将棋を覚えさせていたのですが、将...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月05日

    平易な言葉で書かれておりとても読みやすい。多分、難しいところはカットしてレベルを落として書いてくれているためだろうなと思う。探索方法として「怠惰な並列化」が目から鱗的な、あるいは、コロンブスの卵的な斬新な手法だなと思った。もう5年も前に出てきたものらしいけれど。

    0

    Posted by ブクログ 2019年04月05日

    Aidemyのオフィスにあったので読みました。
    (山本一成さんの直筆サイン入りなのエモい)

    Ponanza開発秘話を赤裸々に明かしていて将棋ファンなら垂涎ものです。

    人工知能の「卒業」という深いテーマながら、これ以上分かりやすいAI本ないのでは?と思うほど平易な言葉で書かれています。
    AIに少し...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月12日

    最強の将棋ソフト「ボナンザ」の開発者が語る、人工知能論。
    ボナンザが強くなった理由、アルファ碁がイ・セドル氏を打ち負かすまで強くなった理由が、わかりやすく書かれている。最後についている対談もイ・セドル氏との対決を詳細に論じてあって興味深かった。

    ポナンザの成長の秘訣は「怠惰な並列化」にあること、ア...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月15日

    将棋や囲碁で人工知能が人間を凌駕した瞬間の反応とその後の感情の変化は、将来じぶんの仕事がAIに取って代わられたりシンギュラリティが起きたときに同じ道をたどるのだろうと考えさせられる。

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月03日

    2017年4月についに現役名人を破った将棋ソフト「ポナンザ」の開発者自らが、将棋や碁の人工知能開発について書いた本。実際にこの世界の先端を歩んできた開発者であるためその内容に信が置ける上に、表現も読者にとって非常に読みやすく興味を惹くように書かれている。論理的であるということと文章の才は関係もあるの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月05日

    将棋プログラム「ポナンザ」の開発者による人工知能の解説書。専門知識が無くても読みやすい内容で、人工知能や機械学習、ディープラーニングとはどういったものなのか、かみ砕いて説明してくれている。著者が将棋プログラムの開発者のため、「将棋」という具体的な研究開発の対象があり、開発の過程なども盛り込んでくれて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月16日

    以下、自分用のメモとして。

    ①将棋の何を、どのように計算すればいいのかわからないから、コンピュータは人間に勝てなかった。チェスは盤上の駒の残存=局面の評価に直結するが、チェスに比べて「足の遅い」駒が多い将棋は、駒の配置が重要で、それを論理的に=コンピュータにわかるように表現することが難しかった。そ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月29日

    機械学習、ディープラーニング、強化学習について将棋AIポナンザを実例に紹介。チェス、将棋、囲碁の難しさの違いや、AIが学習しやすいものしにくいものの違いをしることができる。

    0

人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める IT・コンピュータ

IT・コンピュータ ランキング

山本一成 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す