山根承子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
努力は仕組みができるを読んで印象的だったのは、「努力」を精神論ではなく、行動経済学や習慣形成の観点から“仕組み化できるもの”として捉えていた点だった。一般的に努力は、根性や意志の強さに依存するものとして語られがちだが、本書では人間の行動特性や心理的バイアスを前提に、「どうすれば自然に続けられるか」を設計する発想が中心に置かれていた。その視点は、自分の中にあった「努力=才能のある人ができるもの」という感覚を揺さぶるものだった。
また、「努力とは何か」という定義そのものについて考えさせられた点も興味深かった。ただ長時間頑張ることではなく、行動を継続できる環境や選択を作ることも努力の一部なのだと気 -
Posted by ブクログ
経済学に精通した著者が努力を継続する方法を経済学の観点から書いた一冊。
本書では努力が続く仕組みについて行動経済学の視点から様々な実験の結果から書かれていて勉強になりました。
今支払うコストのことを努力と考え、結果をわかるようにしておくことや目標を事前に決めること、自動的に決めたことを継続するための方法など努力を継続するテクニックを本書で学ぶことができました。
また、ナッジを上手く使って自然な努力できる仕組みを作ることやコミットメントで挫折しないようにすることなど工夫次第で努力を継続できることも本書を読んで感じました。
楽観的に捉えることの効用、環境が継続することに与える影響、サンクコストの -
Posted by ブクログ
ものが続かない。娯楽しか続かない。あとは歯磨きとかしか続かない。
私は確実に本書に書かれている努力が続きにくい側の人間だ(努力を楽しめない、達成動機が弱い、楽観主義、周囲の影響を受けやすい)。
以下メモ。
・生涯効用。死ぬまでに得る効用≒幸福度を最大化するように今選択を行っている。
・時間割引率。1000円の話。時間割引率の高い人は目先の利益を優先。個人差が出る。
→私はこれにギャップがあるから努力できてないんだよなあ〜と感じる。
・意志の力に頼らず仕組み化すること、実行意図(具体的にどこでいつどのように行うか/5日のうち3日はジムに行く)
・意志の力ではなく習慣として努力をできるように、自動 -
Posted by ブクログ
ネタバレ生涯効用を考えることが大事。何が大事か、何が我慢できるかは人によって違う。ただ、やった方がいいと思っているのに行動に移せないことは、自分にとって最良の選択をできていないことになる。
⚫︎仕組み
①目標設定とフィードバックが大事
②フィードバックで得られた情報を次の目標設定に活かせるかどうか
→自分の努力を可視化
③フィードフォワード=未来の行動を決めるの効果は、フィードバックと変わらない。ただし、満足度はフィードフォワードの方が高い。
④フィードフォワードをより詳細にした実行意図=具体的にいつどこでどのように行うかを決めることはより効果的。ただし、新しい行動の定着には効果的だが、既存の行動を