伊藤修のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
p.31 市場の隙間を狙うのがニッチでなく。ニッチはプロローグ。
「まだ市場は小さいが、今後確実に成長が期待できる市場」。
初期は個人の才能に依存する。少人数の方が効率があがる。
組織として儲ける仕組みを構築し、一位か二位を目指す。
市場に参入するのでなく、市場を創造する。市場を創造できるのは
プロダクトアウトだけ。
p.56 プロダクトアウトの進化・成長図
1.自社が顧客に提供
2.自社のDNAだけを活かす部分とアライアンスによって進化・成長する
3.アライアンスの部分も価値があれば自社が実施
p.98 たとえばトヨタのハイブリッドカー。
赤字らしいという噂を聞けば -
Posted by ブクログ
「マーケットイン」の考え方でなければ、
現在モノは売れない、生活者に支持されないといわれる。
その「マーケットイン」と両極端の考え方である「プロダクトアウト」
高度経済成長期、少品種大量生産に時代に即した考え方であるが、
再度、このプロダクトアウトを企業戦略として取り入れることを提案している。
もちろん、市場を全く見なくてよいというわけではない。
言いたいことは、自社にしかできないことをしようという考え。
そのために、本書で提言されているのがアライアンス。
アライアンスで「時間を買う」と表現されているが、
これはM&Aにも通じる内容であるとともに、
イノベーションに頼っていない