我が息子は、なぜか都道府県の形をよく覚えている。
この本は持ち方を考えることで、都道府県の形を覚え易くしている。
今までこれほどしっかりと都道府県の形を眺めたことはなかった。
先ずは北海道、持ち方は予想通り。
次の青森県の持ち方も「そうだよね」でした。
その次の岩手県、これは意外と難しいぞと思っていたら、酷すぎる…。岩手の人が見たら怒られるよこれは。
形を気にしたことがなかった岐阜や福井や三重は素直に「こんな形なんだ」とお勉強。
岡山はもう少し横長だと思っていたが「丸い」とか、京都は随分と「縦長」で、山口はこんなに「横長」だったという発見もあった。
基本2ページで示している持ち方ですが、和歌山県には何と10ページも割いているし、最後に埼玉県が登場する理由も謎。
自身の出身地である福岡は大事に持ち上げているのに、岩手と和歌山には何か恨みでもあるのでしょうか?
読んでいて「おっ!」と思ったのが、「北海道は東海道などにならって命名された」との説明。
「東海道」って道(load)のイメージが強いですが、地域でもあるんだ。
ならば「南海道」や「西海道」は?と疑問が湧き、調べてみたらありました。
他に、東山道、北陸道、山陽道、山陰道がありました。
地図を見るのは好きなのに、完全に理系の目線で見てましたね。
最近は地政学にも興味があるので、歴史目線での地図の見方も鍛えねば。
北海道の絵には北方4島も書かれていて、総面積に入っているの?と思ったけど、
総人口には含まれていない気がするので、総面積にも含まれていなさそうだ。
説明も「それを採り上げる?」感があるけど嘘はないのでためになった。
大阪の面積「埋め立てによって香川を抜いた」は嘘でなく誤りでしょう。国土地理院の地形図が変更になった年に逆転しました。
形と一緒に、接している都府県を知っていると何かの役に立つかも知れないと思う。
都道府県ジグソーパズルがあれば、スイスイできそうだ。