音喜多駿のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小池百合子が東京都知事になって以来、ブラックボックス化した都政を大改革する、として立ち上げた都民ファーストの会(元)幹事長の音喜多氏の都政解説。政治に関心の薄い人たちにも読みやすい例示と丁寧な説明で、議会内幕本としてはとっつきやすい作品だと思います。
現実には音喜多氏は小池知事の都政と国政を股にかけた行動や、不明朗な政党運営を批判して、都民ファーストの会を脱退しているので、そこに至る様々な出来事や、小池知事の現実についての続編を期待したいところ。
いいか悪いかの評価ではなく、現実をありのままに伝えることによって、政治に対するさらなる関心を引き出すことができるのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
うーん、改めて「厚塗り大年増」が、テレビで見るままの人だってことがよく判ったのと、それ以上に、取り巻きがクソだって話。
著者の評定はちょっとわからない。良くも悪くも、本ってのは一方的な主張だから。
いろんなところでいろんな人に詫び入れてんのは、正直好意的に感じるんだが、こんな読まれるかどうかわからないところでの詫びって、誰に何の主旨で詫びてんだと思う。
所詮政治家ってのは凡ゆる機会を、政治政局に使うんであって、なんか信用できないのも事実。
テレビで見てた時の印象は悪かった。
別に小池潰しではないとは感じるけど、小池に寄り添って来た自分が再出発するための「贖罪」とも取れなくはない。
こういう本を -
Posted by ブクログ
ネタバレ【感想】
都議会のドンがいかにして生まれるのか。そこには地方議会ならではの構造的な問題が潜んでおり、単に内田氏が去ったからといって、解決する問題ではないことがわかった。
また、東京都の潤沢な財政状況が改革への問題意識と危機感を生み出さないというのは納得できた。
【インプット】
1 自民党都連・都議会のドンはなぜこれほど力を持っているのか。
・都連幹事長ののポジションには、都議会議員が就く。
・幹事長は、政治家たちの人事権・公認権を持つ。中選挙区制の都議会選挙では、自民党の公認を得られるかどうかが選挙の当落を左右する。
・財政状況が豊かである東京都では、政策実現力が高い。支援者の陳情・要請は国