羽生結弦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シーズンの流れも試合の順番も内容もジャンプの区別もつかない超絶ミーハーな私です。
美しいものが好きだからこそ羽生選手の外見、衣装、振付、パフォーマンス、インタビューの受け答え、考え方に感銘を受けて支持しています。
だけれど 私は何もわかっていなかったのだなと本著を読み気付きました。
パフォーマンスの良し悪し ジャンプの成功、失敗の分かれ目。
プレッシャー、技術が原因だと思っていましたが理解していたのは本当にうわずみのものだけでもっと選手は思考し苦しみ、努力し、辛いことを乗り越えてパフォーマンスしていたのだと知りました。
シーズンの中で同じプログラムをやったとしても その成果に大きく差が出るこ -
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今、世界で最も今後の活躍を期待される男子フィギュアスケーター、羽生選手。この本を読むと、選手としてはもちろん、一人の人間としても魅力溢れる存在であることに気付く。
「今、僕にあるのは若い勢い(・・・)曲に感情を移したり、曲の雰囲気をいかした滑りをするのが得意」など、しっかり自己分析ができていて、目指すべきものも分かっている。コーチを心から信頼し、先輩スケーターやライバルの良いところを認め、そしてそこから学び、自分のものにしていく貪欲さもある。謙虚さ、素直さ、そして情熱。すべてを兼ね備えている。
尊敬する選手にプルシェンコとジョニー・ウィアーという全く異なるタイプの二人を挙げている点も彼の面白い -
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ジュニアの頃は、器用で、華奢で線の細いスケーター、というイメージだったけど・・・!!
ほんとにかっこよく、強くなったね。
つらい経験を乗り越えて、これからますます強く素敵なスケーターになっていくね。
17歳らしい負けん気もいっぱいあふれているけれど、
スケートができる幸せ、いろんなことを吸収する喜び、周囲への感謝の思い・・・17歳でこの領域にたどりついた彼の今後が楽しみでも、心配でもあります・・・。これからも応援しています。
世界選手権2012は本当にすばらしかった。
ディカプリオのロミオがのりうつったような、神がかったような演技でした。
もうだれも、あの曲は使えないでしょう。
そのぐらい -
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前作以降からオリンピックチャンピオンになるまでの羽生結弦くんのインタビュー等をまとめた1冊。
ゆづくんファンには、彼の軌跡の確認にもなるよね。
彼のスケート人生は、本当に壁を乗り越えてもすぐに次の壁があって、それをしっかりと越えていく姿にめっちゃ「らじカピ丸もかくありたいっ!」と思ってしまいます。
たださぁ…。
ベッドの上での撮影とか、誰得ですか?
めっちゃゆづくん、困った顔をしてるじゃん!
我が家の中年女性陣は「こんなシチュエーションで撮るくらいならジャージ姿で大草原(例えば熊本の草千里)にでも転がしておけっ!」と言っていました。
ゆづくんのセクシーさは、氷の上でこそ発揮できると思う -
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ネタバレ写真が多いのでサクサク読める。
インタビュー時、早口なので理解が追い付かない事があるので文章化は有難い。。
本の売上を寄付、震災復興に尽力しているが、『特別視』される事に悩んだり。。。
人の感情の揺れ動きや一見矛盾する事を
こうやって言葉で伝えきれる彼のコミュニケーションスキルは凄い。。
そしてやはり、向上心の塊 である事の強さ(弱いからこそだとも言っているが)
が、才能を後押ししているのだなぁ、と。
羽生善治氏の言葉を思い出す。
「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって
継続してい -
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羽生選手が登場した頃、きれいな容姿の子で人気が出るだろうけど、まあそんな感じ。なんて繊細な子。そう思った。
でも、この人はどんどん大人になり、なんとも闘志のある表現者になった。
良い滑りをするけど、体力がまだなくて、がっくりとリンクに膝をついていた彼を覚えている。
普通の十代の男の子でもあって、でも確実に大人で、競技者で表現者。
好きで、その道を止めないこと。
身体と容姿の持って生まれた条件。
センスと闘志。感謝できる感性。
家族もあっさり止めさせない信念がいる。
良い指導者も。
故障しないことも。
全てが揃って初めて、選手としてやっていける。
どの写真も、見れば内容が思い出せる鮮 -
Posted by ブクログ
ネタバレソチオリンピックの金メダリスト「ゆづくん」のコメント&写真集です。
東日本大震災の後に仙台のスケートリンクに印税をすべて寄付するという形で出版されました。
なので、17歳までのゆづくんのお話です。
本来スケートリンクの維持とか支援は、フィギュア選手たちからどっぷりお金を巻き上げている日本スケート連盟がすることだと思うけどね…。
でも、この本を読んで良かった。
ヘタは自己啓発本よりもやる気が出たよ!
全員がベストな演技ができたオリンピックで王者になることが夢と書いてあったので、きっと次のオリンピックでも彼はやってくれるでしょう♪
ライバルの存在って大切なんだな…とも思いました。
マスコミが今後 -
Posted by ブクログ
本人のインタビューをまとめた構成でした。
羽生君の口から語られる他の選手の話もおもしろく
特にプルシェンコファンの方には彼のエピソードはおすすめです。
本人については、とても頭の良い人であるということがわかりました。
持って生まれた身体能力と若さからくる自信だけではなく、
冷静な自己分析力と客観性も同時に兼ね備えているのだな、と。
先に「若さからくる自信」と書きましたが、それは本を読む前の印象で
それよりも自己分析後の努力(アクション)から生まれる正当な自信の方が
大きいのではないかと思いました。
これを読むと、なぜ彼が若くしてこんなにも強いのか、わかる気がします。