横井清のレビュー一覧

  • 新井白石「読史余論」 現代語訳
    神武天皇から天武天皇以前の頃まで熊襲や蝦夷の反乱が起きれば、天皇自ら討伐を行い、将軍に任せて座っているだけということはなかった。
    天慶の乱から平家が滅びるまで戦乱は12度に及んだ。神武以来14度に過ぎなかった戦乱が非常に増えた時代だった。
    東国や仏門の謀反を鎮圧するため源氏平氏が派遣されるようになり...続きを読む
  • 新井白石「読史余論」 現代語訳
    [転政の理]江戸幕府成立に至るまでの日本史を、「九変・五変」の時代区分を用いて解説した作品。不徳と失政を原因として天が改まる「易姓革命」への言及など、儒学の影響が色濃く現れた考え方が提示されています。著者は、江戸時代中期のを代表する儒学者の新井白石。現代語訳は富山大学や桃山学院大学の教授を歴任された...続きを読む
  • 学習まんが 少年少女 人物日本の歴史 平将門
    関東平野を征服しようとしたのちの武士の先駆けである平将門の伝記。
    彼らの子孫が源氏と平氏になったんだなあ。
    鎌倉幕府も将門の影響の武士政権。
  • 学習まんが 少年少女 人物日本の歴史 源義経
    この本じゃないのだけど、よく小学校にある歴史人物の伝記マンガがきっかけで義経と弁慶がすごく好きになりました。
    その時の通信簿には担任から「源義経に影響を受けたようで…」と書かれるぐらい義経に狂っていました。
    なんかもうここまでくると、好きなのかなんなのかよくわからない。
    当時に生きていたら義経の下で...続きを読む
  • 学習まんが 少年少女 人物日本の歴史 平将門
    小学生向きだが、非常に分かりやすい。

    将門が馬を放し飼いしていたといわれる「牧」や「野馬追い」などが図解されている。

    これを読むだけで、そこそこの将門の知識が得られると思う。
  • 新井白石「読史余論」 現代語訳
    一般読書人にとって、通勤時間は貴重な読書時間であることが多い。岩波の「日本思想体系」は持ち歩いて読む本ではない。この点で講談社の学術文庫は重宝している。古典を現代語訳までして読むのであるから、重要な本なのである。
    さて、本書が「日本の名著15『新井白石 』」(中央公論社、1969)に載ってから久しい...続きを読む