公益財団法人日産財団のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日産自動車の業績をV字回復させ、カリスマ経営者と一世風靡したカルロス・ゴーン氏、彼が次世代のグローバルリーダーを育成するために開催した講座、GLOBAL RESILIENT LEADERSHIP PROGRAM(逆風下の変革リーダーシップ養成講座)をまとめた書籍である。
自身の経験と実績から、グローバルリーダーの定義、リーダーとリーダーシップの違いや強いリーダー、CEOの心得、必要な素質を実務でのケースに例えて解説している。
リーダーは完璧であるのか、リーダーの振る舞い、危機が迫ったときの解決法なども基本から解説されている。氏は、レバノン系の両親から産まれ、ブラジルで育ち、フランスで教育 -
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Posted by ブクログ
そうか、ゴーン氏は15年以上、日産の経営をしてきたのか。
来日した頃は、短期間で立て直して去っていくイメージを持っていたけど、彼の「リバイバルプラン」は、最初から中長期的に成長を維持するこたを目標としていたことに、本書を読んで初めて知った。
そしてその「強靭にしてしなやかな」リーダーシップに、思わず納得。
厳しい状況の時にこそリーダーは必要で、良いリーダーにとって大事な要素は、「胆力、思慮深さ、丁寧な説明」
私はその全てが未熟だ。
でも、必要だけど未熟だということが分かったのだから、その部分を鍛えたらいいということ。
勉強と練習はこれからだ。 -
Posted by ブクログ
(2019/07/13)
2年ぶりに再読。すっかり悪者になってしまったゴーン氏ですが、彼の現実的なグローバル経営論はやはり説得力があります。グローバルな日本企業の経営は日本人がやるべきだが、経営陣の半分は外国人がよい、等。
(2017/06/19)
カルロス・ゴーン氏が、外部の幹部候補生を相手に実施している講義の模様を抜粋した1冊。経営学の専門家のコメントも混ぜられていて、実践的かつ理論的な面もおさえたビジネス書。
リーダーは結果にコミットすべきであるとか、部下とのコミュニケーションが大切であるという点は、よく紹介されるゴーン流のマネジメントである。グローバル人材になるには、やはり若いころか -
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Posted by ブクログ
p30 マネジメントとは、脳で知りながら、同時に心で理解し、勘を働かせるものです。それをするには「経験」が必要です。
p65 厳しい決断をする時は、「信念を持つ」「実行させる」「期待できる成果を示す」(略)1つ目は、これが最も重要なのですが、「自ら強い信念を持つ」ことです。厳しい決断を下す時には信念が必要です。ですから、最初に自分自身を説得しなければなりません。(略)もし、自分の決断しようとしていることに自分が納得できないのなら、やらないほうがましです。
p85 自分のコミュニケーションの仕方が、自分の持つメッセージより重要になることはありません。けれども、メッセージを効果的に発信できるように -
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Posted by ブクログ
ー そうならないために、常に自分が正直に感じたことや、信念として抱いていることに沿った判断や行動をとるのです。そうすれば一貫性は高く保たれます。
熟慮することと正直であることが、判断や行動の一貫性を作ります。そして、一貫性があるからこそ、リーダーシップは維持されます。短期間しかリーダーの役割を担わないということであれば、一貫性を保つことはそれほど重要にはなりません。
しかし、10年、20年とリーダーとして会社を経営し続けるのであれば、一貫性を持っていないと、周囲の人達がついてきてくれません。長きにわたりリーダーを務める人にとって、一貫性があることは重要です。 ー
なるほど、今となって -