ゆきた志旗のレビュー一覧
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ネタバレ生まれたときからブスだった。
こんなにド直球に数えられないくらい、ブスブス言われる主人公は果たしているだろうか??
しかもその相手は主人公にプロポーズまでしているというのに…
『ずっと探していました、あなたのような絶世のブスを!こんなブスは見たことがない!ブスの中のブス』
ウエディングプランナーである香澄と美形上司の久世課長との恋愛&お仕事小説!
ブスと言われても、周りから変な目で見られようとも、暗くならず明るく仕事をしている香澄が素敵!!
久世課長のキャラが、ぶっ飛んでて面白いが、仕事で助けてくれる素敵上司。
そして、久世課長に対する香澄の心のツッコミがおもしろい。
ただの恋愛 -
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面白かったですね。久しぶりの大物新人かも、です。
子供の頃からありえないほどBUSUだった香澄。そんな彼女が選んだ仕事はウエディングプランナー。人を幸せにする仕事。プランナーとして一流の存在になった彼女の職場に王子様のような上司が赴任。
そんな完全で完璧な美貌を持った上司が香澄に求愛したのは、彼女が完全なBUSUだから(笑)
美貌はあるけど変人上司とBUSUだけど仕事のできる香澄の恋、いや、恋物語は始まることができるのか?
大笑いさせていただきました。いや、面白かった(大事なことなので2度言いました)できれば続きをぜひ書いてくださいな、待ってます。 -
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《「飲めない」に寄り添った優しい工夫に乾杯!》
私もカクテルに興味はありつつもお酒は弱いので、ミチルの「飲めるものなら飲みたい」という気持ちは痛いほど分かります。
ミチルが「SOBER CURIOUS」というほっと一息つける場と、お酒好きな友達とも楽しく過ごせる場を見つけたように、私も楽しくモクテルを飲める場所を探してみようと思いました。
「飲める人も、飲めない人も一緒に楽しめる」そんな素敵なドリンク、モクテルを創って下さった方々に感謝です。
追記:読み終わってしばらくして気がついたのですが、第3話は、誰の視点で読むかで話の印象が変わると思います。
「カウンターに座れば、誰でもお客様」それを -
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モクテル、いわゆるノンアルコールカクテルバーのお話
以下、公式の内容紹介
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なかなか厳しい就活を経て、食品卸会社に入社した酒匂(さこう)ミチル。
取引先にウケがよさそうな名前だという安直な理由で、
”酒類”販売二課に配属されてしまったが、実はお酒はほとんど飲めない。
取引先の信頼を得るためと、勧められたお酒を必死に飲んではいるが、どうしても美味しいと思えない。
初めはこれが、大人になる通過儀礼なのだと思っていた。
違和感に堪えて飲み続けているうちに、やがてお酒を美味しいと感じられるようになる。
そのときこそ、大人になったことを実感できるのだと -
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主人公は、食品卸会社で酒類の営業の仕事の仕事をしている酒匂(さこう)ミチル…。この名前であるが故に、酒類の担当になった?のかもしれないけれど、実はミチルはお酒が飲めない体質…それでも、少しでも飲めるようになれば仕事にもプライベートでも充実するのでないか日々思っていた…。そんな中訪れた『SOBER CURIOUS』は、モクテル(ノンアルコールのカクテル)を提供するバーで、マスターの作るモクテルを口にしたミチル…気がつけば営業を兼ねて毎晩のように、時には友達を誘って通うようになっていった…。
この作品を手にするきっかけは、inoさんが読まれてレビューをあげたとき、この作品の表紙を手がけている -
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ネタバレ読みやすい文章だった。
お酒を飲む人の気持ち、飲めない人の気持ちが、丁寧に書かれている。
お酒の知識、モクテルの知識がクドくなく、スッと入ってくる。
お酒をほぼ飲めないから、こんなバーがあったら、通いたいと思った。
最低でも一杯は頼まないと変な空気になる気がして、無理をしたことがあるので(^^;
お酒を飲めないというだけで、店の雰囲気、会話が楽しかったりするのだけれど、飲める人からすると、「楽しい?」と何回か聞かれたことがあるから、お酒を飲まないと駄目なのか…?と疑問に思ったり、このような店だったら誘いやすいだろうな(*^^*)
p74
もっと読みたい。 -
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ネタバレお飲めない方でも気兼ねなく訪れることが出来る、モクテル( ノンアルコールカクテル )のバーでのお話です。
苗字に〝酒〟と言う字が入っているのもあり、商社の酒卸売部門へ配属された飲むことの出来ない主人公が通い詰めている( 一応取引先 )ので、とっても美味しいのだろうなと。モクテルの色彩描写がとっても綺麗なので、実際に見てみたくなります(っ ॑꒳ ॑c)
諸事情でお酒飲めないのもあり、バーとか飲み会とかに憧れているので行ってみたくなりました。
作中ではお酒が大好きな方でもお酒のように飲めるというびょうしゃがあったので、事情( アルコールと相性がとても悪いお薬飲んでいること )を説明した上でお酒断 -
Posted by ブクログ
cocktail(カクテル)にmock(見せかけの)をかけて、モクテル。イギリスのバーで生まれた造語で、ノンアルコール・カクテルのことだそうです。
隠れ家的な小さなモクテル・バーには、お酒を嗜むか否かに関わらず、楽しく飲めるよう、思いを汲んで必要なものを作ってくれる安心感があるのでした。
内容は3話からなる連作短編集で、第1話の主人公・酒匂ミチルとモクテル・バーとの出会いから魅力全開です。下戸のミチルのコミカルさが愉快で、更にモクテルの奥深さに想像を掻き立てられながら読み進められました。
3話の内容が少しずつ重なり、マスターの出自も明かされますが、設定・展開も絶妙と思います。
『孤独