神吉直人のレビュー一覧
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ネタバレ中小企業においては、顔の見える関係で仕事をしたり、顧客の反応をダイレクトに受け取ったりすることができるなど、自分の存在意義を感じ、たしかなやりがいを味わいながら働くことができる可能性がある
いろいろできるのが楽しいし、いろいろありすぎてしんどい
経営コンサルタントの小宮一慶氏は、「散歩のついでに富士山に登った人はいない」というたとえ話をされるそうです。これは、一流を目指さなければ、そこにたどり着くことはできないということを意味しています
より高いレベルを貧欲に臨むという思考や行動は、そもそも高みを知らなければとることが難しいものです。高みをみている人を間近にすることができれば、先を見る視 -
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小さな会社で働いているので、題名に引かれて読んでみた。小さな会社は小回りが利くためニッチな対象に対応できたり、細やかな動きが必要な社会問題への関与にも向いている。一方、「いろいろできるのが楽しいし、いろいろありすぎてしんどい」ところもある。また責任のある仕事を幅広く体験できる可能性があるし、トップとの距離が近いことで、先を見る視点を得やすいというところもある。ただ「猫の手も借りたい時に、猫に餌をやってられない」こともある。と、小さい会社で働いてきた自分にとっては納得できる話が多く、その中で育つ術は、どこで働くにしても役に立つ術であると思う。
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日本の99.7パーセントを占める中小企業。
まずそこに驚きです。
新聞やCMに出てくる大企業は0.3パーセントとは。
だから、日本の社会を支えているのは中小企業であることは間違いないです。
ということが書かれています。
それに加えて、中小企業で学べることなど自己啓発的要素もありました。
なかなか心に残るフレーズもあったのでいい印象。
こういう本は社会人になる前に読んでほしいですね。
社会人になれば必ず挫折し絶望を感じてしまうから、こういう実態を知った上で働くことを推奨します。
手遅れにならないうちに若者にこの本を手に取ってもらいたいです。
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Posted by ブクログ
日本に存在する企業のうち、大企業は0.3%にすぎないとのプロローグから始まる。
「仕事=金」なのか。「大企業は安定」しているのか。仕事をしていく上で必要なこと、考えるべきことは何なのか。中小企業だからこそ、そこに個々の裁量の大きさや、人間として成長できるフィールドがあるのではないか。中小企業で働くけとのメリットとデメリット。そのような内容を比較的わかりやすい言葉でまとめてある。
押し付けがましさはなく、読者に問いかけ、読者の理解に委ねる形でまとめられているので、結果や答えが欲しい人には物足りなさが残るかもしれないが、就職活動中の学生だけではなく、転職を考えている社会人にとっても有益な中身。 -
Posted by ブクログ
中小企業で働いているので、興味を持って読んでみた1冊。読んでみて、特に中小企業だからというわけでもなくどこで働いている人も意識していい事柄がいくつかの章立てで書かれた1冊だったなということでした。もっと「小さな会社だからこそ」はあるように感じているけど、著者が小さな会社で働いたことがないのか、あっても逆に大きな会社で働いてないから比べられないのか、実際に現場の場数や10年で見た変化とかを実感していないのか、見聞きしたことベースで内容はきれいにまとまっているものの内容は少し浅いかな、と思いました。若手がまず読むには紹介してもいい1冊と思います。