串田嘉男のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私は前作(2000年頃)を割とタイムリーに読み、その内容を興味深く拝見させて頂きました。その後しばらくは著者の活動を気にかけていましたが、機会もなく年月が過ぎていました。その後3.11等もあり、その結果も気になっていましたが、著述等に出会うことも無くここまで来ました。
今回偶然本作に出会い、読み終えることができました。
本作は、3.11での成果・結果やその後の著者の活動等が書かれ、著者の高潔な精神に基づく具体的な事実が詳細に記述されています。また著者による事実提示にも関わらず、大学等の研究等に展開されていないことに驚きを感じました。(→2012年発刊なので、2021年現在は異なるのかもしれませ -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
FM電波による流星観測から地震の前兆現象を発見し、観測を続けていた著者。
1995年1月、それまでに見たことのない異常なデータが観測され、その三日後、兵庫県南部地震が発生。
この日を境に著者の人生は大きく変わった―。
本書では、日々の観測結果から解析された数々の経験則と、その驚くべき成果を明らかにする。
時期・場所・規模をどう予測するのか?
得られた情報を広く公開し役立てるには、どのような危機管理体制が必要か?
世界有数の地震国に暮らす私たち一人一人に、重い問いを投げかける。
[ 目次 ]
第1章 星空に現れた前兆
第2章 電離層と地表でできたコンデンサー
第3章 地震がいつど