古沢絵里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
酷評が多かったレビューとは裏腹に結構楽しめました。
ヒロインは趣味じゃなかったけどね。
ヒストリカルで、
恵まれない境遇の女性が見染められて~
ってストーリーは使い古された流れなのに鉄板でおいしいですねぇ。
気の強いヒロインってのも悪くないけど
シンデレラ的な役回りならもっと...、
思慮深くて慎み深い周囲に感謝の気持ちを忘れない心配りを忘れない女性
(ええ!不幸なシンデレラ的扱いを受けて来たので我慢強いんですと涙を誘うような)
の方が良かったな。
ヒーローが横柄だとか傲慢だとかで好きになれないというレビューをいくつか見掛けたけど、
横柄だって傲慢だって良いじゃない。
そういうヒーローが折 -
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Posted by ブクログ
16歳の花嫁ヒロインが失踪後 興味もなかったヒロインの生い立ちを知り 自分の生き方も変わってきたヒーローなんだが この離れ離れの6年間という年月はお互いに必要な時間だったのだと思う。探し続けたヒーローにとっては苦悩の年月だが 少しザマーミロって感じた。
身分がわかってからの二人の関係はそれまでとは微妙に違ってたけど ヒーローがぐんぐんヒロインにはまってく様子は面白かった。
当時16歳の何1つもたないヒロインの失踪の原因は 読んでて様々な感情がもたげてきて 大人になった彼女の淡々とした口調がかなりヒーローにはきつかっただろうなと感じた。あれは男にとってダメージ大きいな。
その後におこる事件解決の -
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Posted by ブクログ
ネタバレ戦場で失明したヒーローと彼の世話して、一夜を共にするヒロイン。
彼の面倒を看ている時は世をしのぶ仮の姿で本当はヒーローの幼馴染。
そして本来の姿で二人は再会。
二人は惹かれあうけど、恋に発展しないようにセーブしてます。
ある事件がきっかけで、二人は結婚。そしてその初夜に秘密の一部が明らかになる。ヒロインが純潔じゃない!ということが・・・
ここでヒーロー大激怒。ヒロインももう少し早く打ち明ければ良いのにと思いつつ、怒りすぎ。
事件の裏にはヒロインの腹黒い姉が居ます。この陰険な姉と対決するシーンがみもの。
ヒロインの秘密は、彼女が明かす前にヒーローが気づきます。つか、もっと早く気付けよって感じ。
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きちんと財産があるのに、後見人の手抜き?のせいで割と貧しい生活をしているヒロイン。そこから脱却するために家出して、自活する知恵と力がある女性。
対するヒーローは責任感のために重い腰を上げ、6年ぶりにヒロインに会おうとするのですが、家出の真っ最中。
とりあえず彼女を追います。
宿屋で二人は出会うのですが、そこが面白い。
先に後見人であることに気づいたヒロインと、後から気付くヒーローの心の動きが良い。
宿屋では窃盗・殺人事件が起こる。事件の描写は軽め(でもおろそかではない)。
ヒーローの祖母とその侍女が良い味を出していて、最後のセリフまで面白い作品でした。 -
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☆4.1 楽しく読めた。ロマンスというより、おとぎ話。ヒロインは健気で賢く可愛いし、ヒーローの苦悩する様も笑える。
内容(「BOOK」データベースより)
フランスから来たセレスト姫はイギリスにうんざりだった。道中、信じられないくらいの災難続きで、とても婚約者の待つ北の辺境までたどりつけるとは思えない。嘆く姫に、神は自らのしもべを同行者としてつかわした。教会のステンドグラスから抜け出てきたかのような、神々しいまでの美貌の修道士、ブラザー・ガイを。
それはブラザー・ガイにとっては迷惑な話だった。女性がうとましくて、憎門をくぐったのに、誘惑がドレスを着て歩いているよう -
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14歳のころから領主としてロマを治めてきたキャサリンは、イングランド宮廷からの知らせに愕然とした。かつて領主だった男の息子に、ロマを返還せよというのだ。そのうえ、そのサー・セネットの花嫁になるように、と。見知らぬ男と結婚するなんて、冗談じゃないわ!王の使者を追い返すと、あろうことか奇襲攻撃が始まった。またたくまに城を制圧したサー・セネットは、氷のように冷たく光る青い目で、情け容赦なくこう告げた。「おれはロマのすべてを要求する…きみ自身も含めて」。
時代的に仕方がないことだろうが、あっさりと所有権が移ってしまうというのはどうだろう。ただヒーローがところどころで反省しているところに好感が持てる。 -
Posted by ブクログ
ヒストリカル、お気に入りのキャヴェンディッシュ家関連の第二話。
第一話『野に咲く白薔薇』(☆5つ)のヒーロー・トーマスの従者だった洒落ものアンドリューが壮年になって登場♪
トーマスの息子ブランドンとガイも騎士になったばかりの若者として登場し、舞台はフランス○○平原の饗宴、酒池肉林ばりの貴族達の乱痴気騒ぎ真っただ中でのお話。
壮年のアンドリューはブランドンとガイからご老人とからかわれて、すっかり年とった気分(年齢38歳)。
そんな時に遭遇した娼館の処女(?)のセリ......。
アンドリューは調子に乗るブランドンとガイを諌めるため賭けをした、競りにかけられている女を数週間で淑女に変えようと。
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ネタバレ 購入済み
気高いお姫様が本当の愛を知る
「花嫁泥棒」のヒロインの弟が、ここでは美男子の騎士でヒーローとして登場。
ヒロインは気位高すぎ、了見狭く頑固すぎる。騙しのテクニックもちょっと女城主の立場からは低レベルではと。同性としてはあまり好きなキャラクターではありませんでしたが、ヒーローが上を行くので、男らしく強くハンサムで優しいヒーローに、ヒロインも生まれて初めてフォーリン-ラブ。最後は反省して素直になって可愛くなります。
普通だったら、絶世の美女でも、このような性格の女性から男性は逃げ出すでしょうに。ヒーローも根気よく慈しみ、絶世の美女を愛します。よくある話です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレマルタの島で出会い惹かれ合うヒロインと少佐のヒーロー。
ただヒーローには島に来る前玉砕目当てでプロポーズをした女性がおり、その女性からまさかの了承の返事が来たことにより事態は変わっていく。
後半はイギリス・ロンドンを舞台にロマンスを繰り広げるんだけどどこぞのコントか、というぐらいのすれ違いっぷりに笑ってしまう。
ヒーローは過ちからヒロインに怖がられてると思い込み手を触れないと誓う、ヒロインはヒーローがプロポーズをした女性を愛していると勘違い。
早くどっちか折れて!と思わずにはいられない。
出てくる人が皆いい人ばかりだったのが良かった。 -
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