リチャード・ドッブスのレビュー一覧
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大書 やっと1回目の読書がおわった。抽出したキーワードは、巨大都市圏から、公共サービスまで43に及んだ。
コンサルファームらしく、事実、数字によって語られている。エピローグ「戦略的思索の果てに」が設けられており、過去のトレンドが破壊され急激な変化がもたらされること。その変化にいち早く気づいて、機会と...続きを読むPosted by ブクログ -
『それは、私たちの意思決定の大半が、今でも個人の直観に支えられたものだからだ。これは、当たり前の人間の性向であり、私たちの直観は自分の経験の組み合わせと、物事がどのように動き、機能するべきなのかという思考により形作られている。』
この直観をリセットするために4つのトレンドについて論じている。
1....続きを読むPosted by ブクログ -
ビジネスの世界に、「とんでもない破壊」という危機感を煽る本。
四つの破壊的な力
・異次元の都市化のパワー
・さらに加速する技術進化
・地球規模の高齢化
・高速に強く結びつく世界
破壊力を持つ12の技術の紹介では、「今後10年の間に巨大な破壊力を示す可能性が高い」として、次世代ゲノム、新素材、エネ...続きを読むPosted by ブクログ -
世界で最も有名なコンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーが世界経済動向の調査・研究部門として設立したマッキンゼー・グローバル・インスティテュートが25年間の活動の中で蓄積したデータを分析し、”今後、世界はどうなる”が詳細に書かれており、ビジネスに於いては今後、どのようなリージョンを...続きを読むPosted by ブクログ
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マッキンゼーだからという贔屓目なしに、現在の社会の諸問題と資本が向き合うべき点について、多量のデータに基づき解説されています。
新興国あたりのデータなどはまだまだ浅い本が多いのでかなり参考になりました。Posted by ブクログ -
昔読んだ本
以下の4つの力により近未来のビジネスは支配されるという内容
・経済の重心の移動
→アジア・ラテンアメリカ・中東
→都市への集中
・テクノロジー
・地球規模の老化
・Flowの高まり
→資本・国家・人・企業間の関係性が複雑化
過去の数値の推移から連続的な線を引くとこうなる、というもので...続きを読むPosted by ブクログ -
本書で予測される未来での事象のうち、特に注目したのは以下でした。
I.STEM (科学、技術、工学、数学)分野を専攻する学生の比率は、2008年時点での世界平均23%に対して、シンガポールの54%を筆頭に、中国42%、台湾35%、韓国35%と続いています。ちなみに日本は21%。今週のエコノミスト誌...続きを読むPosted by ブクログ -
人口変化や新興国の状況、技術による今後起こりうる世界を予測したもの。将来のビジネスのあり方を考えるのに役立った。Posted by ブクログ
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マッキンゼーのネタ本。どれもトレンドを押さえていて反論の余地はないものばかり。大企業だけでなく、中小企業も否応なく巻き込まれる社会環境の変化が整理されている。
日々の変化は微々たるものであっても、時間軸を広げると激変していることが多い。ましてや、20世紀初頭ならともかく、21世紀になると変化のスピ...続きを読むPosted by ブクログ -
経営視点で変化を視る目の気付きを与えてくれる本。
直感力のリセット。
企業経営だけでなく自分自身の経営と捉えることもままできるかも。
エピローグが個人的には分かりやすかった。
Googleの自動運転がなぜ人工心臓の需要に影響を与えるかなど、影響のさざ波の広がりについて。危険よりも機械にフォーカスす...続きを読むPosted by ブクログ -
2020年1冊目。満足度★★★☆☆ しばらく「積読」していたので、予測が現実となっている。新興国の台頭が一番印象に残った。Posted by ブクログ
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記載のデータ自体は、対して驚くほどのものではない。新興国の成長や老化による年齢構成の変化などは、そうだね。という話。これらに対して、マッキンゼーとしてどう考えるか、という点に興味があったのだが、結論として、特に目新しいものは無い。経験が役立たない時代となっており、機敏に動くこと、待っていても仕方がな...続きを読むPosted by ブクログ
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細切れの読書になってしまったので、流れが途切れ途切れであるのだが、
1章の都市化のパワーなどは経済地理学を学んでいたこともあり興味深く読んだ。
これからは国家単位でなく都市単位で物事が進んで行くことが多いと思う。
日本は年間40万人の人口減少が起きており、この規模は宮崎市など地方の政令指定都市が毎...続きを読むPosted by ブクログ -
途上国の躍進による経済の重心の移動、技術革新と普及のスピードアップによるテクノロジーインパクト、平均寿命の上昇による地球規模の高齢化、貿易に加え資本、人々、情報のグローバルな「流れ」の高まりの中で世界は驚くほど変貌を遂げつつあり、分かっていると思っていることが間違っていると説き、正しい未来を見詰めよ...続きを読むPosted by ブクログ
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予測することも重要だが、それよりも自分の思考にリミッターをかけてしまい、限界を作ってしまうことの方が問題。現状維持バイアスを捨てて、新しいことを積極的に取り入れることが大事。
これから起こることは危険も伴うかもしれないが、結果としてはそれが機会を捉えていることにつながる。
例えば高齢化でさえも、悲観...続きを読むPosted by ブクログ -
マッキンゼーがデータに基づき、現代の潮流の変化を読み取り、予測した未来像。ひとつのシナリオとして受け止めるには良いが、堅実的で意外感には掛ける。Posted by ブクログ
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現在(2016末~2017前半)の世界動向、情勢、経済をあまり知らない方(例えば僕)が、それをざっくり知りたいと思った時にお勧めの1冊、中々面白かったです。この手の本は今(2016末)読むことが重要!
自分用にキーワードを整理しとくと以下の通り。
・予想しがたい意外な街の都市化
・都市化が生み出す...続きを読むPosted by ブクログ -
全体として、長く読みにくい。
それぞれの切り口に対して、数多くの事例に触れるのはいいが、あまりに表面的すぎるため、読んでいて頭に入って来なかった。
そのため、最後は流し読みになってしまった。
切り口もそれほど新しいものでもなく、期待はずれ。Posted by ブクログ -
いわゆるハウツー本ではなく、本書を読んだとしても、明日からのビジネスの打ち手に繋がるわけではないが、少なくとも本書で述べる4つの世界的な潮流は理解する価値がある。Posted by ブクログ