ケイト・アンダーセン・ブラウワーのレビュー一覧

  • アメリカ副大統領:権力への階段

    Posted by ブクログ

    【副大統領職は、大統領の代役から真のパートナーへと拡大を遂げてきた】(文中より引用)

    権力に最も近く、それでいて権力から遠ざけられやすいポジションとも言えるアメリカの副大統領。大統領やその側近との人間関係に左右され続けた普段は目立たぬその役職の歴史を紐解いた一冊です。カーター政権期のモンデール副大統領がキーパーソンだったという意外な事実を知ることができました。著者は、バイデン副大統領(当時)の取材を手掛けていたケイト・アンダーセン・ブラウワー。訳者は、南アジア関係の翻訳も多い笠井良平。原題は、『First in Line: Presidents, Vice Presidents, and t

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    2022年10月04日