海部健三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
密漁や密輸、密売によってシラスウナギの正確な漁獲量が誰にもわからない状態になってしまっている。
そのため、うなぎが絶滅しそうなのかどうかの判断も難しくなっている。
うなぎが未来でも食べられるよう、消費量の上限を定めて、そのボーダーを守ることができるのなら、うなぎを食べてもいいと思う。
けれど少なくともこの本が発売された2019年の段階では、うなぎの養殖産業関係者やシラスウナギを獲る漁業関係者は、違法行為を黙認して、改善を望んで違法行為の事実があることを公にする人を煙たがっているらしい。
個人的にはうなぎのタレの味が嫌いなこともあって、今後もうなぎを食べる気はない。でも絶滅してほしくはないし