野澤道生のレビュー一覧

  • やりなおし高校日本史

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    ネタバレ

     大学受験の浪人生で日本史選択の者です。この本では教科書には書いておらず、自分でも気づくことが出来ないような歴史的意義を知ることができます。

     例えば嵯峨天皇が唐風で日本の実情に合わせた律令国家に変えていこうというのは教科書に載っていて日本史を学んだ人なら誰でも知っている事だと思います。しかし、それが後世にどんな影響を及ぼしたのか知っている人は少ないのではないでしょうか?自分もこの本を読むまでは知りませんでした。その答えがこの本には書いてあります。

     この本を読む中で「点」でしかなかった日本史の知識が「線」になって繋がっていく感覚が読んでいて面白かったです。この本は高校生はもちろんの事、幅

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    2020年04月11日
  • 教科書一冊で解ける東大日本史

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    高校教師でいらっしゃる筆者が市民講座でされた講演を文庫本に。内容はタイトルそのまま。
    大変わかりやすい。日本史に興味やまえ知識がなくても楽しめると思う。

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    2020年01月29日
  • やりなおし高校日本史

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    これは面白い。
    歴史の勉強ってこういうことなんだよね。
    この先生の授業を受けられる生徒は幸せ者です。

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    2018年02月14日
  • やりなおし高校日本史

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    ネタバレ

    民主主義を考える処の感想
    大久保利通は国会を開き、日本で議会政治をする事を夢見ていたが、物事には段階があると考えていた
    明治の政治史を見て分かるように、国民は愚民である
    (政治家はもっと大愚物だが)
    民主主義を行うにも経験を重ねる必要があると考え、長年殿にお仕え気分がある国民には「まだ早い」
    君主の政は蒙昧無知の民を抜きんでた才力を持つ者が、その威力・権勢に任せ人民の自由を束縛し、その人権を抑圧して支配する政体であり、適切な場合もある

    まさか・・・今がそうなのか?

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    2020年09月01日
  • 教科書一冊で解ける東大日本史

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    <目次>
    第0章  小学校の教科書で解くNHKドラマの主人公・
         吉備真備と遣唐使
    第1章  神様が仏様始めました~5世紀から10世紀へ
    第2章  次男房前、参議となる~8世紀
    第3章  遠くの身内より近くの他人~12世紀から16世紀
         へ
    第4章  建武の新政~14世紀
    第5章  江戸時代初期の朝廷と幕府~17世紀
    第6章  家康公はそんなつもりはなかったぞ~17世紀から
        19世紀へ
    第7章  長州征討と諸藩への影響~19世紀
    第8章  石橋湛山の「一切を棄つるの覚悟」~激動の20世
        紀前半

    <内容>
    県立今治東中等教育学校の日本史教師による東大の入試問題か

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    2017年01月27日
  • やりなおし高校日本史

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    わかりやすいとともに、読み物としてもおもしろかった。日本史の授業を暗記だけでなく、なぜそうなったのか時代背景を知ることは、多くの人に興味をひくだろう。2025.10.10

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    2025年10月10日
  • やりなおし高校日本史

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    大学受験では世界史と地理を選択したので、日本史をもう一度学んでみたいと思い手に取りました。

    全体を通してベースとなる知識が足りず苦痛に感じる部分もありましたが、ほどよいボリュームで12章に分かれていたので、学校の授業を受けるように1日1時間分、前の章を復習しながらコツコツ読み進めました。

    例えば犬公方のことなどは、時代背景の解説も詳しく、当時習った時とは異なる印象を持てたことが主な収穫でした。また、各章にそれぞれの時代の代表的な文化資産が紹介されているのも本書の魅力です。特に室町時代の東山文化を代表する、義政の持仏堂である東求堂(国宝)のなかにある同仁斎の解説を読んで実際に行ってみたくなり

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    2024年12月16日
  • やりなおし高校日本史

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    「やりなおし」といっても、さすがに一冊で全部を網羅することはできず、いくつかの人物や時代にフォーカスして筆者なりの歴史見解を述べている。
    古代から中世までは面白かったけれど、近代はダメ。完全に暴走していて、論点も主張もごちゃごちゃで全く理解できなかった。もちろん自分の前提となる知識が足りないのが原因かもしれないが、これ素人向けの本でしょう?もう少し噛み砕いて丁寧に説明してほしかった。

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    2020年01月01日
  • 教科書一冊で解ける東大日本史

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    同種の本である「ディープな日本史」に比べると、解説が弱い。解答プロセスも、いかにも受験テクニックのような機械的な作業であって、面白くない。
    筆者はどちらかというと受験産業側の人ではなさそうなのに、非常に残念だ。

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    2020年01月01日
  • やりなおし高校日本史

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    エッセイと教科書の間のような本だった。
    ただずーっと事実が述べられているのではなく、
    エピソードや筆者の思いが書かれていて、あまりかまえずによめた。
    もうちょっと日本語に詳しくなったり、興味のある時代をもてたら、又読みたい

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    2018年06月21日
  • やりなおし高校日本史

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1部  古代の日本
    第1章  律令国家「日本」誕生までの道
    第2章  藤原氏の台頭と天平の外交
    第3章  貴族社会を変えた大帝嵯峨天皇の改革
    第4章  摂関政治と『往生要集』の世界
    第2部  中世から近世の幕開けへ
    第5章  日本最初の劇場型政治家?後白河上皇
    第6章  執権北条氏の政治的立場
    第7章  将軍家の御台様と躍動する民衆
    第8章  南蛮貿易と利休の死
    第3部  近世から近代へ
    第9章  「生類憐みの令」の歴史的意義
    第10章  三大改革と藩政改革
    第11章  明治十四年の政変と条約改正 
    第12章  二大政党時代の光と影

    <内容>
    愛媛県の県立高校の先生によ

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    2018年02月28日