高坂勝のレビュー一覧

  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    ネタバレ

    自分もいわゆるダウンシフトした一人であるため、ある程度共感というか納得はできた。成長を絶対的是とする価値観しか持てなかった人には良書であろう。
    一方で著者の独りよがりに見える部分も多々ある。ダウンシフトが視界によぎる人って、著者のように行動力のある人は少ないのではないだろうか。著者は自分のことを怠け者とか横着者とか言っているが、自営はもちろん自炊や下手したら外出している時点で怠け者ではない。友人も多そうだし、妻帯者で子供もいるようだ。
    著者の言うダウンシフトとは所詮生活レベルのダウンシフトであり、意識はむしろアップシフトしている。要は"意識高い系"である。人は、少なくとも自

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    2024年08月15日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    気楽に気ままに、頑張らずに生きていきたい私にはとても良いアイディアをいただきました。
    しかもそれを実践してる方なので説得力が増し増しです!
    雇用されていないと不安という目の前の収入と将来に対する漠然とした不安は切っても切れないくされ縁ぐらい思ってたけど、そういう考えをすれば良いのね!とパッと未来がほんのり明るくなりました。

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    2024年01月12日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    大量生産、大量消費が前提だった価値観を改め、足るを知る。当たり前のように自分に働きかけ、自分が関わるさまざまなシステムから離脱し、ダウンシフトする。コト消費だ、みたいなことを言う前にここから始めるのが本来の人間的生活を取り戻すことになるのかもしれない。 いい意味で違ったマインドセットを受けられた感じがする。良書なり。

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    2023年03月11日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    私にとっては少し極端な思想だと感じたが、それでもダウンシフトの考え方はおおいに賛成!
    地震やコロナ禍を通して思うことは、自分が幸せに生きられる分だけ働いて、食べるものは自給できるのが最強だなってこと。
    全部は自給できないし、やりたいとも思えないので、まずは少しずつ不要なものからなくしていくことから始めたい。

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    2022年05月28日
  • 次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ -

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    ●高坂さんの前著『ダウンシフターズ』が非常に気に入った為、次著のこの本を手に取った。
    ●『ダウンシフターズ』に引き続き、この本の内容も非常に濃い。但し、若干ページ数が多いことから間延びした感じになってしまい、結果として★4つ。「できないこと」と「してはいけないこと」を目標にするから、不正や不祥事が起こるとはまさしくその通り。また、人生最後の後悔するのは、「お金がなくてもできること」をしなかったこととのこと。肝に命じて、これからの人生を過ごしていきたい

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    2018年11月13日
  • 次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ -

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    本書は、経済成長至上主義がもたらす社会、個人個人への悪影響、それを脱するための方策として「半農半X」の生き方に転換すること、を説いている。

    まず、経済成長至上主義の害について。強迫観念となった「成長」至上の考え方は、社会のレベルでは戦乱、環境破壊、経済格差の”創出”、をもたらし、個人レベルでは、経済的な困窮や仕事での無理な負荷が心身を壊し、休職・失職、最悪の場合自殺を選ぶよう追い込まれる。高坂氏も、小売業勤務時代、電車が来ると「あの電車に飛び込めば楽になるかもしれない」と考えた。また、本書冒頭では、市場が全体として縮小する中、常に前年比アップの目標を課され躁鬱病による休職に追い込まれた、優秀

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    2018年09月08日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    自分とって大切な事を見つけ、それを行う。生きて行く上で、本当に大切なことって限られている。でも、自分は無駄なことばかりやっているのだなっと感じました。生き方は自由なのだから、もっと素直に大切なことに集中すべきだと思う。

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    2017年10月10日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    著者が会社を止めて、自分の好きなお店を立ち上げて軌道に載せたところまではは非常に面白く、共感し、ノウハウもためになった。悩める30-40代には我が身に置き換えたりするのではないだろうか。ダウンシフトを提唱しているが、それほど押し付けもなく、素直に読める。しかし後半はややエコ主張が強くなる。エコ志向の人が突き詰め始めると、他社にも強制しがちだが、その一歩手前でギリギリ読み終えた。とはいえ全体的には読みやすく生き方を考える参考になる。

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    2017年04月06日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    ●読むキッカケ
    ・のんびりした暮らしをしたいと思ったから

    ●所感
    ・本来的にこういう生き方はきっと正しいのだろう。
    ただ、バガボンドの武蔵のように、大きな違和感を感じている自分は、
    きっとまだそこに飛び込めるタイミングではないのだろうなと思った。
    ・小さい生活であれば小さいインカムでも暮らせるのだろう感は、
    確かに生きていく上の勇気になるので、有り難い。

    ●メモ
    ・お金によって生きている人は、お金が無ければ食べ物すら手に入らず、
    必然的に与える文化ではなく囲い込む文化になりがち。
    失う恐怖が募り、自由に生きる選択が狭められうる。

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    2016年10月08日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    良い本だと思います。
    タイミングや環境が重なれば、誰かを救うことの出来る「希望」が詰まってるように感じました。
    しかし、大量消費の社会で動くことを楽に思ってる人やそんな中働いていても喜びややりがいを感じる人も少なからずいる訳で、ダウンシフトが一番であるような主張には??が付きます。
    私自身も引っ越しを機に田舎との繋がりが増え、その忙しさにやりがいや嬉しさを感じてますが、別に会社や社会を否定するつもりはありません。
    私の田舎ではサラリーマンと自営業の人びとが入り混じって、楽しく拡がりを持って過ごしているように感じるからです。
    ようは過ごし方や感じ方であって、著者の考え方には凄く共感も多く感心しま

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    2025年04月15日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    資本主義から降りて身の丈にあった生活の中に幸せを見つけ出した男の話。閉塞感漂う日本に違和感を持つ人には是非読んでほしい一冊だった。お金を稼ぐ=幸せになれる。ではないと実感出来て前向きな気持ちになれたので良かった。
    作者のようにここまで振り切った生活は出来ないかもしれないけど日常に取り入れていきたい節約術やお金を使わない考え方は誰にでも参考になると思う。

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    2024年07月23日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    著者の自分語りが多い。
    会社員なんてどうせこうだから可哀想。と否定的な意見が強い人。

    従業員100人以上の会社社長の息子に生まれて、海外に行ったり、大学もMARCH。
    会社辞めて自由に生きようという環境や才能の素地があったのだろう。

    普通の人が同じことやってもこんなに上手く行かないのではないでしょうか。

    一方で、
    売上を無理にあげなくても店は成立して生きていけるという計算や、
    掃除機を買うとコンセント挿したり片付ける手間が増えるから買わない。
    半農半職、冬期甚水不耕起栽培で実質20日間労働で米が作れる。

    など作者ならではのダウンシフトによる視点が新鮮で目から鱗だった。

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    2023年02月07日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    ネタバレ

    基本的な主義主張には賛同だし、「総自給社会」「社会に不満を言うのでなく自身が望む社会を体現する」など素晴らしいメッセージも多数。
    ただ、以下のような世代的な根底の違いも多々感じた。

    私は90年代生まれのバブル崩壊後の世代。正社員として働き30代も近いけれど、年収は260万程度。それでもそれなりに日々を楽しくミニマムに生きている。そして私の周りには同じような同世代がゴロゴロいる。そんな世代の自分からすると、『ダウンシフトして年収350万、それでも楽しく生きてます!』という論旨は、逆に驚きであった。年収350万でダウンシフト、稼がない暮らしなのかあ…

    解説にも似たようなことが書かれていたけれど

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    2022年07月20日
  • 次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ -

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    言いたいことはよく分かったし、共感できる部分も多かった。
    ただ、みんななんで消費者やってるかというと「面倒くさいから」なんだよね。「次の時代」のあり方が良いのはなんとなく分かるけど、そのための労力をかけるくらいなら金で解決した方が楽で、結局資本主義は労力というコストを低減させてくれるシステムで、それに抗うのはなかなか厳しい。
    筆者も言ってるけど、自分に合う部分だけ取り入れるというのは尤もで、そうすると結局自分のように、成長には否定的だけど、快適で楽な生活は欲しいので、他者には成長を目指してもらって、自分は資本主義社会にフリーライドするという結論に行き着くのは擁護してもらえるのだろうか。

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    2021年07月04日
  • 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ

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    ダウンシフトの考え方はすごい参考になった。とりあえずアップアップを経験して、早めにダウンシフトしていきたいなって思った。金融商品をお勧めしてはなかったけど、インデックス投資でよりダウンシフトしやすい環境を作っていこうと思った。

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    2021年03月28日
  • 次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ -

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    「減速して自由に生きる」に引き続き本著を手に取った

    著者のような生き方に憧れを抱くが、前回に比べて政治批判、原発反対の内容が色濃く、前作と比較してまとまりのない文調であったように感じた

    人によっては所々価値観の押し付けのように感じてしまうかもしれない
    本著を読むにあたっては前作の「減速して生きる:ダウンシフターズ」(ちくま文庫)を読んでからにすべき。


    著者は、「資本主義社会での経済成長に身を任せるだけの生き方」以外があることを自ら実践し、行動している

    半農半X、地産地消、田舎暮らし、小さく生きる

    現代社会の常識だけにとらわれず、様々な生き方、暮らし方を提示してくれている

    漠然と

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    2019年07月17日
  • 次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ -

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    言わんとすることはわかる。しかし、如何せん論証が乏しい。アジ演説のようになっている。多くの人が経済再生を見ている中、足元を見直させる力があるかというと、首をかしげてしまう。

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    2016年12月25日