山口遼のレビュー一覧

  • ジュエリーの真髄 アルビオンアート 至高の名品コレクション

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    ネタバレ

    大型本かつハードカバー!手元に欲しいけどそこがネック。
    でもその分大判の図版は魅力的。
    どれもため息しか出ないロイヤルなジュエリーよ。
    アールヌーヴォー・アールデコのジュエリーも嬉しいし、変わったところでは本当の虎の爪を使ったインド製らしいパリュール、p75のサンゴのティアラなんかも素敵だし、マザーオブパールの扇子は何枚か繋げてるのか一つの貝から一枚の骨組みを彫り出してるのか気になる…。
    p82の縫い針ケースも素敵。開いたところも見たかったな。
    ある程度大きさのある裁縫箱なのか、エテュイなのか。
    [図説]ポケットと人の文化史で見かけたサフラジェットとここで再会するとは。
    p100にサフラジェッ

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    2025年11月16日
  • ジュエリーの世界史

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    婚約指輪を買うにあたってそもそもジュエリーって何だっけとふと思って、調べるために手を伸ばした。歴史や地域による違いや共通点などが記されていて勉強になった。

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    2021年02月27日
  • ジュエリーの世界史

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    宝飾品の歴史の変遷が書かれており、知識や話の一部にできるようにしたいと感じる内容でした、。その中でも『ジュエリーというものはあなたを美しくするだけのものであり、使って楽しむものです。それが将来売れるかなどということは結果であって目的にしてはいけないと思うのです。』という記述が印象的だった。これは、ジュエリーのみでなく、どの話にも当てはまると思うんですよ。

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    2019年09月23日
  • ジュエリーの世界史

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    ネタバレ

    元になった「ジュエリイの話」は結構前に買って読んでいて、この手の本にしては珍しく祝・文庫化!加筆もあると言うことなので購入に到ったのでした。
    ちょっと残念なのが翡翠と銀の、日本についての記述がないこと。
    この辺加筆に期待してたのになぁ。
    翡翠の勾玉を話題に出したなら、是非産地の糸魚川についても触れて欲しかったところ。確かに歴史から忘れ去られていた産地ではあるけれど、中国・ニュージーランド・中米だけというのも寂しい。
    それに銀は一時、ヨーロッパの銀の価格は日本の銀が決めていたと言われるくらいの輸出品目だったけれど、この辺は宝飾品の歴史としてはあんまり言及されてないのかしらね。
    まぁ宝飾品の参考図

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    2016年07月11日
  • ジュエリーの世界史

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    自分がアンティーク家具 、照明を扱っている立場もあり非常に面白かった。
    素晴らしい作品、文化が生まれる時。それは素晴らしいクリエイターが居るからではなく、それを求めるレベルの高い客が居てこそ生まれるものだと再確認した。美しい物を美しく後世に残すという役割りだけでなく、美しい物を生み出すための努力が必要だ。2016年、果たしてそういった作品が残せるのだろうか。
    変態的な消費者、客と今の時代に出来る美しい物を生み出してみたい

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    2016年07月10日
  • ジュエリーの世界史

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     世界史とタイトルにあるのに、一番初めが日本の装飾品について書かれており「あれ?」ってなる。
     歴史のように体系化された内容でもなく網羅性もない。
     けれども、ジュエリーにまつわる職人や商人ら、コレクターの小話がこれでもか!と書かれており、それだけで面白い。

     いまはもうない豊かさというか、上から見るというか、美しさへのこだわりが楽しい。

     もともとは「ジュエリィの話」という本の文庫化だそうである。納得した。
     個人的には前のタイトルの方が好きだけれども、顧客訴求力のあるのは今のタイトルなんだろうなぁ……。

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    2016年09月01日