木村樹崇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
意識を取り戻すと、ゾンビになっていた。
冴えないクラスメイトは実は美少女で、なんとネクロマンサーだった。
ネクロノミコンを巡るシロネクロとクロネクロ戦いに巻き込まれ・・・
電撃大賞受賞作と言う事で購入。
基本的にお馬鹿な小説だけれど、ギャグだけや理不尽さのみで展開するのではなくちゃんと物語に骨子はあり軸はしっかりしていた。
だから、ちょっと馬鹿な話を読むかぁと本を手に取っていると一気に読み進めてしまっていた。そこは竹宮ゆゆこさんによる帯の惹句の通り。
幼稚さを感じるものの総じて物語の完成度は高い気がするので、受賞作というのには納得は出きるが、大賞と言われるとインパクトに欠けるかな。家庭環境と