平野累次/冒険企画局のレビュー一覧
-
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
小学生高学年向けのファラデー著”ロウソクの科学”を題材にした科学読み物。
原著「ロウソクの科学」が様々な実験を交えながら、ロウソクの燃焼を観察し、科学的な視点をもってその事実を解き明かして行くように、こども向けに物語としてアレンジしている。
内容には、さらに解説が必要な部分も有るように思えるが、おおむね子供向けの科学の入門書の一つとしてよいと思う。
ちょうど、帯びにノーベル化学賞受賞者の吉野彰博士が載っていた。
およそ科学者たるもの、この一冊を手に取ったことがないものは居ないと思われる。
そういう名著を小学生が手に取ることが出来るなんて素晴らしいことではないか。 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレファラデーは19世紀の物理学者で、電磁回転の原理と電磁誘導の発見、電気分解の法則の発見、半導体の発見など、科学界の巨人。
子供向けに、溶けたロウソクはどうなるの?ロウソクはどうして燃えるの?燃えたロウソクはどこにいったの?ロウソクはどうしてまぶしいの?空気の中身とは?なぜロウソクの火が消えるのは?そういうテーマをいろいろとりあげる。
水素の炎から水をつくる賢者の灯火とか、電池を使って自ら気体をつくりだすとか、化学における実験と観測がロウソクを使うことで沢山可能なことを紹介しており、子供の自由研究にはピッタリでは。ただ読む本ではなく実験してこそ価値ある本。 -
-