天野和公のレビュー一覧

  • ミャンマーで尼になりました

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    数年ぶりに漫画を買いました。みんなの寺(仙台)の和公さんが、ミャンマーでの瞑想修行の様子を四コマ漫画で書かれています。瞑想センターでの修行は八斎戒を授かってから行う事、その他、体験者しかわからない事情や感情などを知る事ができました。私の瞑想合宿(熱海)の師匠だった西澤さんとの絡みも沢山書かれており、面白おかしく読ませて戴きました。更にミャンマー行きが近づいたか!?

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    2015年03月28日
  • その悲しみに寄り添えたなら

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    教誨師は知っていたものの、臨床宗教師はこの本で初めて知りました。
    研修の話等に関心があって読み始めましたが、作者さんが自身を過去から見つめて向き合い、折り合いをつける過程も描かれていて、そちらの話も興味深かったです。

    スーパーバイザーの森田先生の
    「『何かをせねばならない』という観念がいかに自分を苦しめているか」
    という言葉は何者でもない自分にも刺さったし、終盤の天野さんの

    宗教者だから誰かを救えるわけじゃない
    でも目の前の誰かの「大切な思い」に全力で寄り添える存在であるために
    私は居たいんだ

    という言葉には気づきと意志をもった覚悟が感じられて、とても心に残りました。

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    2024年01月05日
  • ミャンマーで尼になりました

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     ほんわり優しいイラストの仏教系エッセイ。
     文字通り尼さんがミャンマーに瞑想の修行にいってくる、というエッセイ。
     やたらリアリストで博学のお師匠さん(西澤さん)が出てくるのだが、カッコイイw
     冒頭に著者の来歴がさらっと紹介されているのだが、物心ついたときから仏教が好きで好きで、夫婦して寺を起こすとかやってしまっている結構筋金入りの方でした。

     なので、修行風景の合間に仏教の解説が入っているのですが、これが非常に丁寧で、まったくの門外漢から見ると、非常に愛のこもった教科書的なものに見えました。

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    2018年12月22日
  • その悲しみに寄り添えたなら

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    臨床宗教師という存在を初めて知った。両親は病院の冷たい対応に会い、切なく亡くなっていった。こういう存在の方々がいたら、もっと尊厳のある死を迎えられたのではないかと思う。私自身が宗教家であったならぜひ学んでみたいとも思った。両親のような思いをされる方を無くしていきたい。

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    2019年04月03日