追分日出子のレビュー一覧

  • 空と風と時と 小田和正の世界
    小田和正さんの生い立ちから高校生時代、オフコースの結成、鈴木康博さんとの2人オフコース、5人オフコース、鈴木康博さんの脱退、オフコース解散、ソロ活動、そして2023年のツアーまで、小田和正さんとオフコースについて関わった人たちにインタビューした内容を中心にまとめられた小田和正ファン、オフコースファン...続きを読む
  • 空と風と時と 小田和正の世界

    小田和正さんの伝記

    自叙伝ではなく、他人に書かせたことが小田和正さんらしさ。絶妙のタイミングでこの時期に出版。長年のファンならこの分厚い本を一気に読破しますが、それでもいままで知らなかった固有名詞の新発見有。ある意味それがこの本の価値。
    筆者がずっと小田正さんを追っかけていたわけではなく、関係者の取材で空白の時期を補っ...続きを読む
  • 空と風と時と 小田和正の世界
    大作だ。600ページを超える。人一人の歴史はやはりこれくらいは必要なのだ。
    初めて知ったことがいくつか。鈴木とともに栄光を落ちていた。そうなのか。親近感。。
    しかしオフコースからの鈴木の脱退からもう40年。再結成して欲しかった。
  • 孤独な祝祭 佐々木忠次 バレエとオペラで世界と闘った日本人
    エネルギーの塊のような人が、日本に素晴らしい舞台をスゴイ勢いで、作ってくださったのだなぁと、驚きに近い…

     一方、日本の政府、役人、政治家は、知的な芸術センスが皆無なのは、
    今だになのだなと、恥ずかしくて残念に思う
  • 空と風と時と 小田和正の世界
    中学生の時からの筋金入りのファンである。5人時代の最後のコンサートにも行けたし、4人になってからのオフコースも大好きだった。だが、ソロになってからの小田さんには違和感を覚えていた。「クリスマスの約束」を見て、その神歌声に感嘆しつつも、なぜか昔ほど心が震えなかった。あれほどこだわっていた“オフコース”...続きを読む
  • 空と風と時と 小田和正の世界
    オフコースのいや、小田和正の集大成の書。
    何年もの月日をかけてあらゆる人のインタビューも紹介されていて小田さんファンには嬉しい一冊。
    中でも、大間ジロー、清水仁、松尾一彦のインタヴューとヤッサンも今も現役で活動していると知って嬉しかったし、初期のメンバーの地主氏も建築家として事務所を構えてるとか(共...続きを読む
  • 空と風と時と 小田和正の世界
    小田和正のファンではないが、吉田拓郎の盟友なので読んでみたが私の音楽シーンが蘇って大変面白かった。
    昔はやはり女々しい感じがあって少し距離を置いていたが、今は好んで聴くようにもなった。
    オフコース解散の真相と小田和正の辿ってきた道が理解できた。
    吉田拓郎同様に引退が近いかもしれないが、もう少し頑張っ...続きを読む
  • 空と風と時と 小田和正の世界
    小田和正の76年の音楽人生を振り返る伝記。生い立ちから高校時代、オフコース結成、ヒット曲、やっさん脱退、解散、それ以後。

    小田和正やオフコースについて多くの人にインタビューした力作。600頁超えだが、作曲法とか楽器のマスター法のような方法論に全く触れてないのが殘念。プラスプライベートにも触れてくれ...続きを読む
  • 空と風と時と 小田和正の世界
    鈴木康博と袂を分って以後、二人で会ったことはない、という事実にビックリ。また、小田さんによる名曲のいくつかが彼と過ごした時間や二人の関係性をモチーフにしたものであろうことも新鮮でした。これまで単に美しい旋律に添えられていた”女々しい”歌詞としてしか認識していなかったものが、当時の出来事や背景を知るこ...続きを読む
  • 孤独な祝祭 佐々木忠次 バレエとオペラで世界と闘った日本人
    【孤独な祝祭 佐々木忠次】

    追分日出子著、文芸春秋社、2016年

    全く知らなかった。こういう人がいることを。

    強烈な個性の持ち主で、世界の一流を巻き込む圧倒的な構想力、展開力、実行力で、戦後の日本に本物のバレエとオペラを持ってくる。

    そして、東京バレエ団(正式名称 チャイコフスキー記念東京バ...続きを読む