佐々木あかねのレビュー一覧
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ネタバレ良い話やなぁ…。
正直、結末については予想通りになってしまったので、残念ではあるのですが。
クライマックスに至るまでの展開が熱い。小さいエピソードを重ねて世界の危機がどうのという話だけではなく、家族や大事な人を守る、意志を継ぐ物語に仕上げていく過程が実にいいなぁ、と。ライブ感といいますか、これぞTRPGの醍醐味。
あと単純に、PC全員に見せ場があるのもよかったですね。
ルーチェ・ベルダーは当然としても、アモーレ、そしてザジまで何やら美味しい立ち位置に。相変わらずカッコイイところは外さないなぁ、かわたなw
色々伏線も回収し(ゴブリンとかw)、充実したシリーズ最終巻だったと思います。
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ネタバレ新シリーズ開始。王道リプレイを目指す、か。PC1(主役)には初心者の声優さん、その相方にも初心者という鉄壁の初心者向けリプレイ…。
…初心者詐欺にもほどがあるけどなw
初心者の皮を被ったガチゲーマー、ベルダーの中の人が酷過ぎる(良い意味で)。
初心者のくせにルールブック読み込んで強キャラ作るわ、完璧な戦術組んで勝利するわ、変態だわ…絶対素人じゃないよ、この人w
でも初心者なんだけど(証拠はない)。
そんなわけでとにかくベルダーが全部もってっちゃった感が強くてどうしたもんだか(苦笑)。
とはいえ、「ゲームの進行役」としてのGMの心境やシナリオメイクの要点なども合間合間に挟まれ、確かに初心 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれにてシリーズ完結。そしてアリアンロッド・サガという一大戦記も幕を下ろしました。
…が。この終わりでよかったのかどうか。
まるで、まるでベネットがまともなヒロインのようじゃないか……!!?
いや、それはさておいたとしても。
この結末は、無印リプレイのファーストシリーズと同じじゃないかねぇ。世界のために、という。
無償で世界が救える、というのも陳腐ですが、せめてもう少し、ねぇ…。
あと、ラスボスが「凄く強くて邪悪なもの」でしかなかった、というのも残念。
フェリタリアをのっとってたのだから、何かしら過去のセインとのしがらみや、もしくはウルフリックとの因縁があってもよかったような気がします( -
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帯下にキンちゃん様がいる!
冒頭における絵師:佐々木あかね氏の有言実行ですが、リプレイ終盤にいい場面を見せてくれました。
さて、10巻を数えるサガ無印シリーズ。
前巻で引っ張った設定が、(主にきくたけ氏にとって)ややこしいことになりましたが、物語は最終章に向けて進んでいます。
物語のスケールは終盤に向けて大きくなっていますが、TRPGとしてミクロに見ると、今回はリドルつきのダンジョンもの。
で、そのリプレイ中のリドルですが・・・
私も読みながら解いてしまったので大変恐縮ですが、GMの一生懸命な苦労に対し、なんと言うか少々申し訳ない気になりました。
が、プレイヤーも即答・偶然・短時間と、 -
Posted by ブクログ
サガ無印3巻(ピアニィの一言で崩れたシナリオ)に対する喜色満面の答えと言うか、きくたけの逆襲と言うか。
もっと言えば、ブレイクやデスマーチに対する無茶振りというか(笑)
大規模戦闘ルール導入に際してのリプレイであるから、今巻は1話のみ収録。
それでもF.E.A.R. らしい、読み応えのあるリプレイに仕上がっている。
なお、今回の大規模戦闘ルールに使用されているFS判定に関しては、実はデスマーチ2巻が既出。
ですので、併せて読むとより判りやすいと思われます。
今回一番の問題は、毎度発言が斜め上を行くピアニィ陛下か・・・
否定していた「殺意」がセリフとして出てくるのはどーかと(^^;